東芝と企業教育研究会(ACE)は、7月15日から東芝未来科学館や首都圏の小学校を会場に、環境をテーマとした小学生向け教育プログラムを実施する。小学校における学習指導要領に沿い、理科や社会、総合学習などの授業に取り入れることができる。費用は無料。 プログラムは、環境コミュニケーション活動の一環として行うもの。地球温暖化や資源の枯渇など、人々の生活に大きな影響を与える環境問題について取り扱う。地球が抱える課題解決に貢献するさまざまな科学技術を紹介し、小学生自らが環境問題や社会貢献について深く考え、行動を起こすきっかけを提供する。 実験、班活動、先生との積極的な「対話」を重視したプログラム構成のため、環境問題の解決に向けたさまざまな取り組みや技術について楽しく学べるという。プログラムは現行の学習指導要領に沿って作成されており、理科や社会など、普段の授業に取り入れやすいよう工夫されている。 プログラム第1回「コンセントの向こう側はどうなっているの?~実験で学ぼう!発電のしくみ」のテーマは「エネルギー」。生活に欠かせない電気について、実験を交えながらさまざまな発電方法の特徴を紹介する予定。地球温暖化問題や複数のエネルギー源を組み合わせて使うことなど、今後のエネルギーのあり方に対する関心を高めるねらい。 開催場所は東芝未来科学館。要請に応じ、小学校への出前授業も受け付ける。講師は東芝グループ会社の社員や企業教育研究会が務める。費用は無料。実施対象学年は小学5、6年生。出前授業の場合、対象地域は茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県。所要時間や応募方法、第2回以降のテーマは、東芝の「子ども向け環境教育プログラム」Webサイトで確認できる。◆東芝 子ども向け環境教育プログラム参加費:無料申込方法:東芝の「子ども向け環境教育プログラム」Webサイトの案内に従う※東芝未来科学館での実施は東芝未来科学館Webサイトから、出前授業は企業教育研究会のWebサイトから申し込む<東芝未来科学館での場合>対象:小学校5~6年生開催日:2017年7月15日(土)11:00~12:30/14:00~15:302017年8月26日(土)11:00~12:30/14:00~15:30所要時間:90分※午前・午後各1クラス、各クラス24名予定<小学校への出前授業の場合>対象:小学校5~6年生開催日:個別調整(土曜日の授業も可能)対象地域:首都圏(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県)所要時間:2単位時間授業形式:学級単位場所:理科室