大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は6月22日、この10年で難関私立大合格者数が伸びた高校ランキング(中国・四国編)を発表した。済美平成中教が1位となり、中高一貫校が上位を占めた。 この10年で難関私立大合格者数が伸びた高校ランキングは、2007年と2017年を比べ、早慶上理(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学)、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)、同志社大学、立命館大学、関西大学、近畿大学、南山大学、西南学院大学の計15大学の合格者が伸びた学校を地域別にランキング化した。今回は中国・四国編。なお、関西学院大学は2017年が実合格者数のみ公表しており、延べ合格者数だった2007年と比較ができないため、対象に含まれていない。 ランキングは、1位「済美平成中教」121人増、2位「修道」108人増、3位「広島」100人増、4位「AICJ」97人増。広島は公立の中高一貫校、そのほかは私立の中高一貫校であり、中高一貫校が上位を占めた。また、上位6校中5校は私立校だった。 合格者増加数の内訳をみると、立命館大学の合格者数を伸ばしている高校が多く、済美平成中教は52人増、修道は36人増、広島は50人増加した。 ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆この10年で難関私立大合格者数が伸びた高校ランキング(中国・四国編)1位「済美平成中教」(愛媛県)121人増2位「修道」(広島県)108人増3位「広島」(広島県)100人増4位「AICJ」(広島県)97人増5位「明誠学院」(岡山県)96人増6位「ノートルダム清心」(広島県)94人増7位「広島大附」(広島県)88人増8位「岡山朝日」(岡山県)86人増9位「福山」(広島県)82人増10位「舟入」(広島県)72人増