大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は6月29日、この10年で難関私立大合格者数が伸びた高校ランキング(九州・沖縄編)を発表した。修猷館が1位となり、上位10校を福岡の高校が独占した。 この10年で難関私立大合格者数が伸びた高校ランキングは、2007年と2017年を比べ、早慶上理(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学)、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)、同志社大学、立命館大学、関西大学、近畿大学、南山大学、西南学院大学の計15大学の合格者が伸びた学校を地域別にランキング化した。今回は九州・沖縄編。なお、関西学院大学は2017年が実合格者数のみ公表しており、延べ合格者数だった2007年と比較ができないため、対象に含まれていない。 九州・沖縄編は、1位「修猷館」177人増、2位「筑陽学園」152人増、3位「九産大付九産」149人増、4位「筑紫丘」144人増、5位「福翔」132人増。福岡の高校が上位10校を占めた。 しかし、早慶だけに絞ると合格者数を減らしている高校が多く、1位の修猷館は12人減、4位の筑紫丘は16人減、6位の香住丘は15人減、10位の城南は3人減だった。早慶は合格者に占める1都3県(東京・埼玉・千葉・神奈川)の出身者の割合が7割を超える一方、地方からの合格者が減少しているという。 ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆この10年で難関私立大合格者数が伸びた高校ランキング(九州・沖縄編)1位「修猷館」177人増2位「筑陽学園」152人増3位「九産大付九産」149人増4位「筑紫丘」144人増5位「福翔」132人増6位「香住丘」113人増7位「春日」110人増8位「柏陵」109人増9位「筑紫中央」91人増10位「城南」86人増