高校より専門、8割が成長実感…専門学生の実態調査

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 ベネッセ教育総合研究所は9月27日、専門学校生の学習と生活に関する実態調査結果を発表した。高校時代と比べて「授業に関心・興味がもてない」生徒が46.9%から33.1%に減少するなど、職業のリアルを身近に感じることで学びへの積極性が育つという。

 専門学校生の学習と生活に関する実態調査は、全国専門学校教育研究会に加盟する専門学校48校に所属の1年生~4年生を対象に実施し、9,484名の回答を得た。調査時期は1月~3月上旬。高校卒業者のうち16.2%、過年度卒業者を含むと22%が専門学校に進学している。

 専門学校生は高校時代と比べて、「出された宿題や課題はきちんとやる」が74.7%から88.1%へ、「計画を立てて学ぶ」が31.9%から49.8%へ向上し、「授業に関心・興味がもてない」が46.9%から33.1%に減少するなど、学びに対する態度が積極的になっていることがわかった。

 専門学生の学びを支援してくれる教職員がいると回答した割合は、「講義などで専門に関する知識や技能をわかりやすく教えてくれる教員」89.3%、「社会に必要な生活態度(挨拶や時間厳守など)を指導してくれる教職員」88.6%、「進路について相談できる教職員」86.9%、「学習や勉強の仕方について個別に相談できる教職員」80.4%など、8割以上が「何らかの形で自らの学びを支援してくれる教員がいる」と回答した。

 これまでの学生生活を振り返って、「就きたい職業・仕事のために学ばなければならない内容が難しい」63.6%、「就きたい職業・仕事に必要な才能・センスの不足を感じる」57.6%など、約6割の専門学生が悩みを抱えている実態が浮き彫りになった。一方で、「専門学校での学びを通じて自分は成長している」と感じている専門学生は86.4%にのぼる。大変だけれど成長を感じる「専門学校の学びの特徴」が明らかになった。
《工藤めぐみ》

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