大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は、グローバル教育に力を入れている大学ランキング2017を発表した。結果、秋田県の公立大学である国際教養大学(AIU)が2位以下に大きな差をつけてトップに輝いた。「小規模だが評価できる大学」でも1位を獲得するなど、同大学に対する評価は高い。 教育進学総合研究所は、全国の進学校2,000校を対象に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケート調査を実施。グローバル教育に力を入れている大学を5校記入してもらい、1位を5ポイント、2位を4ポイント、3位を3ポイント、4位を2ポイント、5位を1ポイントとして集計し、ランキングを作成した。 グローバル教育に力を入れている大学ランキングは、1位「国際教養大学」636ポイント、2位「国際基督教大学」390ポイント、3位「上智大学」373ポイント、4位「早稲田大学」230ポイント、5位「立命館アジア太平洋大学」214ポイント。 1位の国際教養大学は、2004年に秋田県に開学した公立大学。国際教養学部のみの単科大学で、授業はすべて英語で行う。徹底した少人数教育、1年間の海外留学義務付け、「三言語主義(母語、英語、第二外国語)」を実践している。進路指導教諭からは「学生に合わせるより社会が求めるレベルの内容を学生に教え、引き上げようとしている」(北海道・道立高)など、高く評価されている。 ランキングは、大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」に今週のピックアップ記事(無料)として掲載されている。会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆グローバル教育に力を入れている大学ランキング20171位「国際教養大学」636ポイント2位「国際基督教大学」390ポイント3位「上智大学」373ポイント4位「早稲田大学」230ポイント5位「立命館アジア太平洋大学」214ポイント6位「立教大学」149ポイント7位「関西学院大学」122ポイント8位「東京大学」104ポイント9位「東京外国語大学」「立命館大学」97ポイント