IT関連メディア事業を展開するインプレスは、子ども向けプログラミング言語「ビスケット」でゲームを作りながらプログラミングが学べる書籍「できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門」を2017年12月8日に発売する。価格は1,800円(税別)。 2020年から始まる小学校でのプログラミング教育必修化に向け、小学生向けの教室や体験会、自宅用教材が急速に普及し始めている。なかでも、低学年向けの教材で学びやすいプログラミング言語の1つとして注目されているのが「ビスケット(Viscuit)」だ。ビスケットは自分で描いた絵でプログラミングができ、画面にほとんど文字が使われていないため、4歳ぐらいから始められるのが特徴。パソコンやタブレット、スマートフォンのいずれの環境にも対応しており、無料で使うことができる。 書籍「ビスケットプログラミング入門」は、インプレスが発行するシリーズ累計7,000万部突破のパソコン解説書「できるシリーズ」のノウハウを生かし、プログラムの操作や一連の流れを見てわかるよう手順を画面付きで解説。全文ふりがな付きで使用する漢字は教育漢字に統一するなど、子どもでも読みやすく、誌面通りに操作するだけで楽しいゲームができあがる。 執筆にはビスケット開発者の原田康徳氏をはじめとするビスケットプログラミングの開発陣が携わり、今回の書籍のための新しいプログラムを制作した。内容はビスケットの基本的な操作を学ぶ「やってみよう」編と、ゲーム作りに挑戦する「できるかな」編の2部構成。プログラムや操作に関する疑問は「ヒント」で説明し、操作に迷わないよう配慮するなど、プログラミング初心者の子どもでも楽しく学べるよう工夫が施されている。また、各レッスンで作成に挑戦するゲームの動き方は「できるネット」の特設ページから動画で確認可能。ゲームの完成形のイメージをつかむことができる。 なお、12月23日には「できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門」出版記念ワークショップも開催される。4~5歳向け、小学校低学年向け、小学校高学年から大人向けと対象ごとに内容を変え3回実施。定員は各回30名で、参加費は親子ペアまたは大人のみいずれも5,000円。詳細はインプレスブックの「できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門」紹介ページのバナーから確認できる。◆できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門著者:合同会社デジタルポケット 原田康徳・渡辺勇士・井上愉可里&できるシリーズ編集部価格:【書籍】1,800円(税別)【電子版】1,620円(税別)※インプレス直販参考価格発売日:2017年12月8日(金)ページ数:224ページ目次:やってみよう編 その1 ビスケットを始めようやってみよう編 その2 お魚を泳がせようやってみよう編 その3 海をにぎやかにしようやってみよう編 その4 おサルにリンゴを拾わせようやってみよう編 その5 画面をおして宝箱を開けようできるかな編 その1 シューティングゲームを作ろうできるかな編 その2 対戦ゲームを作ろうできるかな編 その3 作曲マシンを作ろうできるかな編 その4 迷路ゲームを作ろうできるかな編 その5 くり返し模様を作ろうできるかな編 その6 ブロックくずしを作ろう◆ビスケット開発者といっしょにプログラミングが学べる!「できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門」出版記念ワークショップ日程:2017年12月23日(土・祝)時間・対象:・10:00~11:30 4~5歳向け・13:00~14:30 小学校低学年向け・15:30~17:00 小学校高学年以上、大人向け参加費:大人+子ども5,000円、大人のみ5,000円 ※各回とも大人+子どもの親子ペア参加可能、大人のみの場合は15:30~17:00の回のみ参加可能定員:各回30名申込方法:イベント管理サイト(アプリ)「Peatix」の当該イベントページから申し込む