ポプラ社「こどもの本 総選挙」アンバサダーに又吉直樹

 ポプラ社が主催する「小学生がえらぶ!こどもの本 総選挙」のアンバサダーに、芥川賞受賞作家でお笑いタレントの又吉直樹が就任することが発表された。2018年5月5日に実施予定の結果発表会にアンバサダーとして出席し、本との出会いや読書の楽しさを伝えるという。

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 ポプラ社が主催する「小学生がえらぶ!こどもの本 総選挙」のアンバサダーに、芥川賞受賞作家でお笑いタレントの又吉直樹が就任することが発表された。2018年5月5日の「子どもの日」に実施予定の結果発表会にアンバサダーとして出席し、本との出会いや読書の楽しさを伝えるという。

 「小学生がえらぶ!こどもの本 総選挙」は、小学生の投票で今の子どもたちにもっとも支持される本を選び、その結果を子どもたちと分かち合うことを目指した企画。2017年11月1日より投票を受け付けており、2018年2月16日までの投票の結果「こどもたちが選んだ本ベスト10」を決定する。12月11日現在、2,000軒を超える書店店頭や全国の小学校、公共図書館や小学生新聞、ポプラ社Webサイトや twitter などで日本全国の小学生に幅広く投票を呼び掛け、小学生の投票は7万通を超える見込みと盛り上がりをみせている。

 さらにこの度「小学生がえらぶ!こどもの本 総選挙」アンバサダーに又吉直樹が就任すると発表された。2018年5月5日の「子どもの日」に実施予定の「こどもの本 総選挙」結果発表会に、応募者の中から選ばれた「こどもプレゼンター」とともにアンバサダーとして出演。通算3,000冊以上の読書歴を持ち、作家として活躍する又吉直樹自身の経験をもとに、本との出会いや読書の楽しさを伝えるという。

 又吉直樹はアンバサダー就任にあたり「僕の場合、最初から本が大好きだったわけではありません。教科書で読んだ宮川ひろさんの『沢田さんのホクロ』や、中学時代に読んだ芥川龍之介や太宰治の作品によって、本に出てくる人物は正しいだけではなくて、僕と同じように傷ついたり、悩んだり、失敗することを知って、好きになりました。『自分と同じだ。自分だけではないんだ』と勇気を与えてくれたのです。 みなさんも、そういう本と出会えるはずです。」とコメントを寄せた。なお、もし自分が小学生だとしたら「えんとつ町のプペル」(西野亮廣・著)に投票するそうだ。

 投票は2018年2月16日まで、投票用紙の郵送または特設Webサイトの投票フォームにて受け付ける。投票用紙は各書店店頭や小学校などで配布中。個人での投票のほか、学校単位での投票も受け付けている。参加者には抽選で賞品がプレゼントされる応募特典などもあり。イベント概要や応募方法などの詳細は特設Webサイトにて確認できる。
《畑山望》

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