そのルールは必要ですか?「ブラック校則をなくそう!」プロジェクト発足

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「ブラック校則をなくそう!」プロジェクト
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  • 「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトによるブラック校則例
 地毛を強制的に黒髪に染髪させるなどの学校現場のルールを、一般社会から見れば明らかにおかしい「ブラック校則」と定義し、その改善を目指すプロジェクトが立ち上がった。公式Webサイトでは賛同者の署名活動を行っている。

 「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトは、髪の毛が生まれつき茶色いにも関わらず、教員から黒染めをするよう強要された女子高生が裁判を起こしたという報道をきっかけに、問題の改善を目指す有志が発足させた呼びかけ。

 発起人は、子ども支援活動を行うキッズドア理事長の渡辺由美子氏のほか、ストップいじめ!ナビ副代表の須永祐慈氏、LGBTアクティビストの増原裕子氏。賛同人や寄附団体にはすでに野球解説者の古田敦也氏や経済評論家の勝間和代氏、フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏、Teach for Japan創立者の松田悠介氏など、多くの著名人や教育関係者が名を連ねている。

 プロジェクトによると、ブラック校則とは、一般社会から見れば明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自ルールなどの総称。実態を探るためにインターネットで情報を集めたところ、髪の色や天然パーマの生徒に「地毛証明書」を提出させる、下着の色を指定したうえに学校でチェックするといったものや、水飲み禁止や日焼け止め禁止など生徒の健康や命に関わるようなものも見られたという。

 プロジェクトでは、子どもが多様な個性を認め合いながら学校生活を送れる社会にしていくために、行き過ぎたルールや指導の改善を求める署名活動を開始。活動結果は文部科学省に提出する予定だ。

 今後はブラック校則の実態調査をさらに進めるとともに、子どもたちにふさわしい校則やルールの提案も行っていくという。賛同者は、オンライン署名などを募るWebサイト「change.org」内のキャンペーン「『なぜ地毛なのに黒く染めなきゃいけないの?』生徒の心身を傷つけるブラック校則をなくして、いきいきと過ごせる学校にしてください。」で署名できる。署名宛先は林芳正文部科学大臣 。2017年12月15日現在、賛同者は2万人に達している。
《勝田綾》

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