ホンダの米国部門は12月18日、AR(拡張現実)を使ったホリデーカードを開発した、と発表した。iPadを通してホリデーカードを見ると、ARコンテンツが表示される。このホリデーカードは、小児脳腫瘍の患者が、クリスマスや年末年始の休暇を楽しんでもらうために製作したもの。ホンダはオレンジ郡子供病院の小児患者に、「Ultimate Get Well Card」を寄贈した。Ultimate Get Well Cardでは、iPadを通してホリデーカードを見るだけで、AR(拡張現実)技術によって、魔法のようなコンテンツを次々と表示。カードは患者ひとりひとりに向けてパーソナライズされており、クラウドソースからの応援メッセージも表示される仕組み。なおホンダは、オレンジ郡子供病院と小児脳腫瘍財団に、最高10万ドルを寄付する予定。ホンダによると、このホリデーカードが病室を、不思議の国に変身させる効果を発揮するという。