【インフルエンザ17-18】全47都府県で注意報レベル、推計患者数累計554万人

 厚生労働省は平成30年1月19日、平成30年第2週(1月8日~14日)のインフルエンザ発生状況を発表した。定点あたり報告数は26.44で、前週の16.31から増加した。全47都道府県が注意報レベルを超え、今シーズンの推計受診者数は約554万人となった。

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 厚生労働省は平成30年1月19日、平成30年第2週(1月8日~14日)のインフルエンザ発生状況を発表した。定点あたり報告数は26.44で、前週の16.31から増加した。全47都道府県が注意報レベルを超え、今シーズンの推計受診者数は約554万人となった。

 第2週のインフルエンザ定点あたり報告数は26.44、患者報告数は13万682人。第1週(1月1日~7日)の定点あたり報告数16.31、患者報告数7万9,930人からいずれも増加した。

 都道府県別では、宮崎県(52.83)がもっとも多く、福岡県(41.58)、大分県(41.21)、鹿児島県(40.58)、沖縄県(40.23)、静岡県(39.76)、長崎県(37.97)など、全47都道府県で前週より報告数が増加。全47都道府県で、国立感染症研究所が定める流行発生注意報の指標「10」を超えた。

 全国の保健所地域では、1都1道2府34県の187か所で警報レベル、全47都道府県の308か所で注意報レベルを超えている。

 全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数は、推計約171万人で、前週の約124万人から増加。年齢別にみると、40代が約23万人、5~9歳が約21万人、20代と30代と50代がそれぞれ約18万人、0~4歳が約17万人、70歳以上が約16万人、10~14歳と60代が約14万人、15~19歳が約12万人。今シーズンの累積の推計受診者数は約554万人にのぼるという。
《奥山直美》

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