理想の「スマートホーム像」に違和感、現実は?<女性座談会後編>

 デジタルを愛する5名の女性ジャーナリスト(デジージョ)が“スマートホーム”について語り尽くす新春座談会。参加してくれたデジージョは、太田百合子氏、すずまり氏、富永彩乃氏、房野麻子氏、綿谷禎子氏の5名。

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【デジージョ 新春座談会】幸せ家族には必要ない?理想のスマートホームを語り尽くす!(後編)
  • 【デジージョ 新春座談会】幸せ家族には必要ない?理想のスマートホームを語り尽くす!(後編)
  • 富永彩乃氏(左)。太田百合子氏(右)
  • 綿谷禎子氏(左)。房野麻子氏(右)
  • すずまり氏
  • 【デジージョ 新春座談会】幸せ家族には必要ない?理想のスマートホームを語り尽くす!(後編)
■理想のスマートホームは?

【すずまり】:今はスマートスピーカーが発売されて脚光を浴びているけど、今後はライトに集約されていく気がしています。ソニーのスピーカーとライトがセットになったものが既にあるけど、そこに音声アシスタントも入ってくれば、コンセントもいらないし、ライトなら部屋の中心だから、どこからでも音声も聞き取りやすいだろうし、一番場所を取らない。上から音楽が聞こえるのも、カフェにいるみたいな感じで結構新鮮です。あとは、家を出るときに「行ってきます」と言ったら家中のライトが消えてほしい。

【太田】:ライトの消し忘れとか鍵の閉め忘れとかは、スマートホーム化されたら無くなりそう。そういう確認ができるだけのシンプルなものはいいなと思います。

【綿谷】:出かけたあとに、アイロンの消し忘れが気になって帰ったり、そういうのも無くしたい。

【すずまり】:一度、朝に宅急便が来て、起きて玄関を開けようとしたときに、施錠せずに寝ていたことに気づいて焦ったことがあって。だから、寝るときに自動で施錠してほしい。あとは家から離れたら施錠してくれるとか。

【房野】:たぶん将来はそうなりますよね。今のスマートロックだと、本体を両面テープで扉にくっつける必要があって、それが取れちゃって家に入れないとか、ソフトウェアのアップデートバグで使えないとか、完全に安心するのはまだ難しいかも。

【すずまり】:やっぱり、身の危険を感じる部分では必要性を感じるし、そう言う意味で、最近のスマートホームのプレゼンはぬるい!たとえばどこかに閉じ込められたり、監禁されたときにも近くにスマートスピーカーがあれば、「誰かに電話して!」とか「警察よんで!」とか大声で叫べば助かるかもしれない。

【全員】:(笑)

すずまり氏

【太田】:やっぱり、ダイエットにつながるといいかな。強制的なやつ。階段の上の方の物を取りにいかないと電気が点かない、みたいな。

【すずまり】:太田さん、それ絶対使わないと思う。絶対電源切りますよ。(笑)

【富永】:「体重計乗った?」とか聞いてくれるといいかも。きちんと管理しようと思うと朝晩計らないとダメなんですけど、冬は足が冷たいし、ついつい乗るのをためらってしまうので。

【すずまり】:シャープのエモパーは聞いてきますね。「まりこさん、今日の体重を教えてください」とか。あんまり聞かれるとむしろ言いたくなくなるけど。(笑)

【全員】:(笑)

【デジージョ 新春座談会】幸せ家族には必要ない?理想のスマートホームを語り尽くす!(後編)

《編集部@RBB TODAY》

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