【高校受験2018】宮崎県公立高の推薦入試、初の定員割れ…志願倍率0.98倍

 宮崎県教育委員会は平成30年1月24日、平成30年度(2018年度)宮崎県立高等学校の推薦・連携型入学者選抜志願状況を発表した。志願倍率は全日制全体で0.98倍と、初めて志願者数が募集人員を下回った。

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 宮崎県教育委員会は平成30年1月24日、平成30年度(2018年度)宮崎県立高等学校の推薦・連携型入学者選抜志願状況を発表した。志願倍率は全日制全体で0.98倍と、初めて志願者数が募集人員を下回った。

 推薦・連携型入学者選抜は、平成30年1月22日~1月24日に願書を受け付けた。選抜検査を2月7日、合格発表を2月15日に行う。

 全日制の推薦志願状況は、募集人員2,430人に対して、志願者数が2,384人で志願倍率は0.98倍。平成12年度に学力検査を伴う推薦入試が始まって以来、初めて志願者数が募集人員を下回った。

 志願倍率を学校・学科別にみると、都城泉ヶ丘(理数)が2.60倍ともっとも高く、都城農業(農業土木)2.25倍、延岡(メディカル・サイエンス)2.20倍、宮崎大宮(文科情報)2.19倍、延岡(普通)2.10倍、高鍋(普通・探求科学コース)2.08倍、延岡工業(生活文化)2.06倍、都城西(フロンティア)2.00倍などが続いた。一方、志願者0人の学校・学科もあった。

 連携型入学者選抜の募集人員は、募集定員から推薦入学者選抜による合格内定者数を減じた数を上限とする。福島(普通)の志願者数は67人だった。なお、連携型入学者選抜では倍率を公表しない。

 一般入学者選抜は、願書受付が2月19日~2月21日、志願変更が2月23日と2月26日、学力検査が3月6日と3月7日、合格発表が3月19日。
《工藤めぐみ》

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