◆大阪府<社会>講評(開成教育グループ 提供)
[問題数]
大問数は4題、小問数は40問(昨年より2問増加)。小問数の内訳は、用語記入問題が14問・記号問題が24問・記述説明問題が2問。
[出題内容]
地・歴・公3分野融合問題の割合が増加。地・歴とも、特定の地域・時代に絞った問題は見られず、広範囲にわたってバランス良く出題されている。グラフ・資料読み取りは、問題文・選択肢を最後までよく読まないと解けないものも含まれる。また、問題量や記述解答は序盤・中盤・終盤と均等に分散しており、時間不足に陥る生徒も少なくはないと思われる。
[昨年との相違点]
完答形式の問題数が5~6問で推移していたが、今年度は一気に10問に増加した
ことに加え、用語記入問題も3問増加したことにより、難易度はやや上昇したとい
えるが、実際の入試得点には大きな影響を与えない範囲である。

画像:社会の予想合格点(90点満点)※TOP10高受験者のみ
---
このレポートは平成30年3月13日(火)に開成教育グループが作成したもの。
協力:開成教育グループ