内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は2018年3月16日、サイバーセキュリティに関する普及啓発活動の一環として、インターネット上のトラブルから身を守るための方法をわかりやすく解説した「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブックver3.00」を公開した。WebサイトにPDFファイルを無料掲載し、iBooks Store、Kindle ストアなど27の電子書店でも無料配信する。 無料公開および配信に加え、スマートフォンやタブレットでも読みやすいレイアウト自動調整に対応した公式アプリ「情報セキュリティハンドブック」も公開。まずは3月16日からAndroid版を配信し、iOS版は後日公開する予定。対応端末は、iOS9以降 AndroidOS6 以降のスマートフォン、タブレット端末。 「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」は、サイバーセキュリティに関する基本的な知識を学ぶことを目的に、NISCが作成した全160ページのハンドブック。著作権はNISCが保有するものの、サイバーセキュリティの普及啓発活動に利用する限りにおいては改変しないことを条件に、企業・学校内向けに印刷したうえで無料配布することも可能。 PDF版やアプリ版の活用例など、詳細は内閣サイバーセキュリティセンターのWebサイトで確認できる。