文部科学省は平成30年4月5日、平成30年度(2018年度)の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」指定校を発表した。全国47校から応募があり、そのうち平成30年度新規採択校として8校を指定した。 「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」事業は、社会の変化や産業の動向等に対応した、高度な知識・技能を身に付け、社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成するため、先進的な卓越した取組みを行う専門高校(専攻科を含む)を指定するもの。平成26年度から実施している。指定校は、大学・研究機関・企業などと連携し、研究開発や実践研究を行う。 平成30年度募集には、公立42校、私立5校、計47校の応募があった。外部有識者による企画評価会議で審査した結果、栃木県立宇都宮商業高等学校、千葉県立一宮商業高等学校、千葉県立館山総合高等学校、岐阜県立岐阜農林高等学校、大阪府立農芸高等学校、熊本県立熊本工業高等学校、大分県立大分南高等学校、鹿児島県立鹿児島水産高等学校の公立8校が平成30年度新規採択校に指定された。 指定期間は平成30年度から32年度までの3年間。