【小学校受験2019】伊勢丹新宿店バイヤーに聞く、親子のお洋服と雑貨

 新年度の忙しさも落ち着き、初夏の装いを見かける5月は小学校受験の願書が配布され始める時期。伊勢丹新宿本店6階のスクールライフコーナーのバイヤーに、小学校受験のための服装選びのポイントについて聞いた。

教育・受験 未就学児
襟の刺繍で控えめな個性を出す
  • 襟の刺繍で控えめな個性を出す
  • お母さまのお洋服も常設しているのでワンストップでのお買い物が可能
  • 母と子で並んだ時の色の差がないよう同じ生地で作った人気の品
  • スリッパはお父さまとお母さま用を2足購入するお客様が多いそうだ
  • 刺繍の種類やモチーフもいろいろ
  • 女の子は定番のワンストラップシューズが人気
  • 男の子はマジックテープのタイプが人気
  • 憧れのオーダーメイドのお洋服
 新年度の忙しさも落ち着き、初夏の装いを見かける5月は小学校受験の願書が配布され始める時期。晴れの日のお洋服を伊勢丹で購入してもらった思い出があるので、ご自身のお子さまの受験や入学式のお洋服も…というご家族も訪れるという伊勢丹新宿店。6階のスクール子供雑貨コーナーのバイヤーに、小学校受験のための服装選びのポイントについて聞いた。

小学校受験経験者との「ものづくり」から生まれるオリジナルデザイン



--この6階の小学校受験のコーナーは何年くらい前からあるのでしょうか

 10数年前から設置していますが、小学校受験が終わる11月以降はあまり利用されない傾向でしたので、当時は4月から11月の特設コーナーでした。ここ数年は、入学式や卒業式などセレモニー用のお洋服も含めて常設でご紹介しています。また、お客様からのご要望に応え、これまで2階の婦人服のコーナーにしか置いていなかったご婦人用のお受験用ウェアもお子さま用と一緒に揃えています。必ずと言っていいほどお母さまとお子さまとご一緒に来店いただきますので、ワンストップで親子のお買い物をお楽しみいただけるようになりました。

お母さまのお洋服も常設しているのでワンストップでのお買い物が可能
お母さまのお洋服も常設しているのでワンストップでのお買い物が可能

 お母さまとお子さまのお洋服を違う場所で購入して、着て並んでみると「微妙に紺色が違う」「並ぶと合わない」などの違和感を感じることがある、というご意見もありました。お母さまとお子さまのお洋服を一緒に選べるようになり、とても喜ばれています。また、ご婦人のフォーマル服メーカーが、同じ生地でお子さまの服を作ったお揃いの品も用意したところ大変人気です。

親子で並んだ時の色の差がないよう同じ生地で作った人気の品
母と子で並んだ時の色の差がないよう同じ生地で作った人気の品

--今年のトレンドや、例年との違いがあれば教えてください

 受験される小学校ごとの伝統やカラーがありますので、大きな傾向の変化はなく紺色が主流です。女の子は、ワンポイントの刺繍やリボンなどで少しだけ個性を覗かせるご家庭もあります。刺繍も何パターンもご用意しているので、お子さまの好みやイメージで色やモチーフを選んでいただけます。男の子は、グレーのニットベストの場合はパンツが紺色、紺色のニットベストの場合はグレーのパンツなど、お子さまに似合う色でコーディネイトできるよう各色取り揃えています。

刺繍の種類やモチーフもいろいろ
刺繍の種類やモチーフもいろいろ

 伊勢丹では、ご自身が小学校受験を経験された方や、お子さまが経験された方の「こんな服が良かった」という思いからお受験服の取り扱いを始めたブランドのお洋服も取り扱っています。フォーマルなお洋服なのでブランドロゴを表面には出さないデザインや、伊勢丹のみでお取り扱いの「ものづくり」にこだわった品を揃えています。

 お母さま用には、金具をパっと隠せるだけではなく、金具の裏表を金と銀で変えられ、お受験以外のさまざまなオケージョンでも使えるフォーマルバッグや、洗濯機で洗える素材のフォーマルウェアもあり、備えあれば憂いなし、小学校受験後もさまざまなライフイベントで使える、というところまで考えています。

--お父さまのお洋服を置いていないのはなぜでしょうか

 お父さまの準備はお母さまとお子さまの準備が完了してからのようです。お父さまは普段からスーツを着ているので、シングルのダークスーツであればお持ちのもので済む場合もありますし、お母さまとお子さまのお洋服を見てから準備しても、十分間に合うということだと思います。スリッパだけは必需品ですので、お父さま用のサイズも取り扱っています。ご夫婦お揃いで購入されることが多いですね。

スリッパはお父さまとお母さま用を2足購入するお客様が多いそうだ
スリッパはお父さまとお母さま用を2足購入するお客様が多いそうだ

学校訪問、行動観察、面接…シーン別の服装例とポイント



 小学校受験のプロセスは願書締切の10月ごろまでに、学校説明会や見学などが行われ、10月、11月の面接試験に向けて何度か志望校へ行く機会がある。各シーンごとの服装例を聞いた。

お母さま


学校訪問…ウォッシャブル素材のワンピースとジャケット
行動観察…ウール素材のワンピースとジャケット(ワンピースのベルトや襟の着脱で変化をつける)
面接  …ウール素材のワンピースとジャケット
ポイント…椅子に座って膝が隠れるスカート丈。動きやすくて優しいイメージという点からスカートの形はタイトよりもフレアが人気。靴は3~5cmヒール。

女の子


学校訪問…半袖のワンピース(気温によってカーディガンをプラス)
行動観察…白ブラウスにニットベストとキュロットスカート(試験会場までの羽織りものがあると良い)
面接  …ウール素材のワンピースと白ブラウス、ノーカラージャケットやボレロ
ポイント…ブラウスの襟の刺繍や、ニットベストの刺繍などで個性を少し覗かせる。ワンピースにリボンやボタンがあると気になって触ってしまうこともあるので、お子さまのタイプによっては装飾のないワンピースを選ぶ。靴はワンストラップシューズが人気。

女の子は定番のワンストラップシューズが人気
女の子は定番のワンストラップシューズが人気

男の子


学校訪問…白いポロシャツとベストと半ズボン
行動観察…学校訪問と同じ(試験会場までの羽織りものがあると良い)
面接  …白いシャツにジャケットとひざ丈のパンツ。ネクタイはなし
ポイント…動きやすい素材で吸水性のある素材のものがお勧め。男の子の場合、ローファーはかかとが脱げやすいことからマジックテープ付きの靴のほうが人気。

 試験の日程は各校で異なるので、あらかじめ確認が必要。学校ごとのカラーや個性に合わせた服装を選ぶのが良い。

男の子の靴はマジックテープのタイプが人気
男の子の靴はマジックテープのタイプが人気

必需品やあると便利な小物たち



 書類を持ち帰ることが多いので親子ともにバッグは必需品。お子さま用のティッシュケースやバッグは刺繍の違いで個性を出して自分の持ち物をわかりやすくしておく。お母さまはメインの革製のバッグのほかに、布製やナイロン製のサブバッグを常備して書類の持ち帰りに備えておく。また、雨天時に備え付けのビニール袋に傘を入れたまま持ち歩くことに抵抗がある方もいることから、傘ケースもある。1本用のほか、親子2本分が入るものもあるので小学校受験以外でも活用できそうだ。

雨の日に備える傘袋は、1本用と2本用がある
雨の日に備える傘袋は、1本用と2本用がある

 まだ小さな我が子の受験は、親子ともに心配なこと、不安なことが尽きないのではないだろうか。親子で納得のいく準備をして、本番の秋を迎えてほしい。
《田口さとみ》

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