12歳未満の子ども連れの海外旅行先ランキングは、1位「グアム」、2位「ニューカレドニア」、3位「ハワイ」となったことが、阪急交通社が2018年5月14日に発表した調査結果より明らかになった。 調査は、2017年4月1日から2018年3月31日の期間に帰着した海外ツアーの参加者を対象に実施し、総参加者数に占める子どもの割合の高さからランキング化した。調査対象の子どもの年齢は12歳未満。 子ども連れに人気の海外旅行先は、1位「グアム」、2位「ニューカレドニア」、3位「ハワイ」、4位「シンガポール」、5位「インドネシア」。 トップ10はすべて、直行便でのフライト時間が日本から10時間以内の旅行先だった。 1位のグアムは、日本からのフライト時間が3時間半程度と比較的近距離で、時差も1時間と短い。また、日本語が通じる施設が多いことや、遠浅の海、ホテルのプール、水族館など子どもが楽しめるスポットが多い。比較的手ごろな価格で行けることも人気の要因だという。 2位のニューカレドニアは、フライト時間が直行便でも8時間半以上かかり、旅行者総数ではランキング上位のほかの国と比べて多くないが、子ども連れの割合の高さでは2位となった。1年を通じて平均24度と比較的過ごしやすい。 3位のハワイは、ホテルやレストランなどの子ども向け対応が充実しており、イルカと一緒に泳ぐ体験ができるシーライフパークや、マリンパーク、ホノルル動物園など子どもが好みそうなスポットが多数ある。2歳未満の子ども連れも多い。フライト時間は日本からオアフ島までの直行便で約7~8時間。なお、申込み者総数のランキングでは1位だった。 4位以下はアジア諸地域やオーストラリアがランクインした。国ごとに環境やマナー、治安状況が異なることから、阪急交通社は旅行前にしっかりと現地の情報を調べておくことを勧めている。◆子ども連れに人気の海外旅行先トップ101位「グアム」2位「ニューカレドニア」3位「ハワイ(米国)」4位「シンガポール」5位「インドネシア」6位「フィリピン」7位「香港」8位「オーストラリア」9位「台湾」10位「中国」