教育ICTの活用実践事例を募集「ICT夢コンテスト」応募は6/1-9/20

 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は、学校や地域におけるICTを活用した教育の実践事例を募集する「ICT夢コンテスト2018」を開催する。対象は、学校の教職員、教育委員会、保護者、地域ボランティア、大学、企業など。募集期間は2018年6月1日から9月20日まで。

教育ICT 先生
ICT夢コンテスト2018
  • ICT夢コンテスト2018
  • 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)
 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は、学校や地域におけるICTを活用した教育の実践事例を募集する「ICT夢コンテスト2018」を開催する。対象は、学校の教職員、教育委員会、保護者、地域ボランティア、大学、企業など。募集期間は2018年6月1日から9月20日まで。

 情報化社会では子どもたちが情報活用能力をはじめとする汎用的な資質・能力を身に付ける必要があり、そのためには教育におけるICTの活用がひとつの有力な手段として期待されている。ICT夢コンテストは、教育現場でのICT活用の優良事例を収集して広く公開し、これらを有効に活用した教育活動が全国的に実践されるようになることを目的としている。

 募集テーマ例は、学校の教職員は、「ICTを活用した効果的な授業」「児童生徒の情報活用能力育成」「ICT活用に関する校内教員研修」「校務支援システムを活用した児童生徒指導」「ICTを活用した保護者や地域への情報発信」「学校運営・管理へのICT活用」「ICTを活用した授業を行う教員に対する支援活動」など。教育委員会・教育センターは、「ICT活用指導力等についての教員研修」「学校でのICT活用推進活動などの実践事例」など。

 また、保護者、地域のボランティア、大学、企業、NPO法人などは、「学校の授業や行事に対するICTを活用した支援活動」「地域未来塾などICTを活用して地域で子どもたちの教育を行う活動」など。

 審査では、ICTを有効に活用しているか(目的・場面・効果)、先進性(先進的・独創的・新奇性)があるか、普及性(工夫・波及性・汎用性)があるか、絆が深まったか(連携・協働・共感)などが評価のポイントとなる。

 表彰は、文部科学大臣賞(学校・地域)、総務大臣賞、NHK賞、日本教育新聞社賞、日本教育情報化振興会賞、宮島龍興記念教育賞、地方再生・創生賞に、賞状および10万円相当のデジタル機器教材を贈呈。また、ICT夢コンテスト優良賞、ICT夢コンテスト新人賞に、賞状および商品券を贈呈する。

 各賞受賞者は、2019年3月7日と8日に行われる「教育の情報化推進フォーラム」にて表彰され、事例発表を行う。また、ICT活用実践事例集への論文執筆も行う。

 応募方法は、日本教育情報化振興会 のWebサイトより応募用紙をダウンロードし、表紙1枚と実践事例内容2枚の計3枚を事務局へ郵送する。なお、Webサイトより「応募用紙の書き方アドバイス」もダウンロードできる。

◆「ICT夢コンテスト2018」募集要領
募集内容:学校や地域におけるICTを活用した教育の実践事例
募集期間:2018年6月1日(金)~9月20日(木)
対象:学校の教職員(ICT支援員などの外部職員を含む)、教育委員会・教育センター、保護者、地域のボランティア、大学、企業、NPO法人など
応募方法:日本教育情報化振興会 のWebサイトより応募用紙3枚(A4サイズ/表紙1枚・実践事例内容2枚)をダウンロードし、作成のうえ事務局へ郵送
表彰式:2019年3月7日(木)国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)にて実施
※「平成30年度教育の情報化推進フォーラム」の会場内
《荻田和子》

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