京都の大学生有志「激画団」自主制作アニメの劇場上映なるか

 GAINAXやTRIGGERのクリエイターも注目する大学生アニメ制作集団「激画団」が、自主制作アニメ『空中軍艦アトランティス』の劇場公開を目指しクラウドファンディングを実施中。目標金額100万円のうち、7月13日13時の時点で33万円を集めるなど支持を広げている。

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『空中軍艦アトランティス』
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GAINAXやTRIGGERのクリエイターも注目する大学生アニメ制作集団「激画団」が、自主制作アニメ『空中軍艦アトランティス』の劇場公開を目指し、「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングを実施中。目標金額100万円のうち、7月13日13時の時点で33万円を集めるなど支持を広げている。

京都の大学生を中心とする有志で結成された「激画団」は「『アニメが好き!』という気持ちだけで集まった」アニメ制作集団。脚本、演出、原動画、制作、仕上げ彩色、美術、音楽といったアニメ制作に関するすべてを、「激画荘」と名付けた賃貸アパートで約30人で行っているという。

激画団
制作中の『空中軍艦アトランティス』は、空に浮かぶ巨大空中軍艦「アトランティス」に囚われた幼馴染の少女ルナを救うべく、少年シアンがロボット「激画号」とともに大救出劇を繰り広げる……というストーリー。かつてのGAINAX作品のようにパロディーも多数詰め込まれた作品だ。


今回のクラウドファンディングはWEBメディア「DON'CRY」とタッグを組み行われているもので、「できるだけ多くの人たちと共にこの作品を共有したい」「応援してくださる皆さんとこれからのアニメ文化を一緒につくる」との思いを叶えるべく始動。

『空中軍艦アトランティス』
「昔の『DAICON』や各地での自主上映会のように、笑いがあったりツッコミがあったり、賑やかな劇場公開イベント」を開催することを目指しており、10月に東京・京都で行う作品上映会には『映像研には手を出すな!』の漫画家・大童澄瞳氏をはじめ、GAINAX京都代表取締役・武田康廣氏、『機動戦士ガンダム』シリーズの作画監督・吉田徹氏、アニメ監督・山本寛氏らを招く予定だという。

「アマチュアの底力を、『好き。』でアニメは作れるんだという証明を、僕たちと支援していただいた皆様で叶えたいと思います」と語る激画団監督・長野風太。“GAINAXの再来”を思わせるアマチュア集団の銀幕進出は実現するのか、今後の展開に期待が集まるプロジェクトとなっていきそうだ。

激画団監督 長野風太

「劇場公開を目指す、学生アニメーション制作集団「激画団」を応援したい!」(7月13日13時現在)
現在の支援総額:333,000円(目標金額は1,000,000円)
パトロン数:52人
募集終了まで残り:49日

“GAINAXの再来”!? 大学生アニメ制作集団がクラファン実施中!自主制作アニメの劇場上映目指す

《仲瀬 コウタロウ》

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