「読書習慣」に関するアンケート調査は、アクセラレーテッドラーニングジャパンが「かしこい塾の使い方」メルマガ会員で中学受験を目指す子どもを持つ親を対象に実施したもので、224名の回答を得た。調査期間は、2018年7月3日から10日まで。
授業や課題を除き、子どもが読書をする習慣が「ある」と回答した親は84%にのぼる。子どもの国語の成績は学校やクラスでどの位置にあるかとの問いには、読書習慣のある子どもの7割以上が成績上位者であるのに対して、読書習慣がない子どもの成績上位者は5割という結果だった。
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子どもの国語の成績は学校やクラスでどの位置にあるか
子どもが読書をしているときにわからない語句や事柄が出てきた場合、どうしているかとの問いで、もっとも多かった回答が「教えてあげる」37%だった。ついで、「子どもが自分で調べている」24%、「一緒に調べる」19%、「子どもに調べさせる」11%だった。そのほか、「多分推測して読み流していると思います」「聞かれたら教える」「放置していると思う」などの回答があった。
この調査結果を受け、主任相談員の小川大介氏は、「本をたくさん読むうちに読むスピードが上がり、さまざまなテーマに触れることで知識・語彙力も増えていきます。いずれは問題文をある程度読めば、その題材やキーワードから問われる内容を予測したり、文章のテーマをみつけたりすることもできるようになるでしょう」とコメントしている。