「孫正義育英財団」H30年度支援人材…大塚嶺さん、ボーク・スカイさんら51人決定

 孫正義育英財団は2018年8月13日、2018年度(平成30年度)支援人材決定したことを発表した。支援人材の発表は今回が2期目。大塚嶺さん、大川翔さん、ボーク・スカイさん、渡邉明大さん、小松詩織さんなど計51人が選ばれた。

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孫正義育英財団 代表理事の孫正義氏(写真は2017年2月のもの 編集部撮影)
  • 孫正義育英財団 代表理事の孫正義氏(写真は2017年2月のもの 編集部撮影)
  • 孫正義育英財団 支援人材が利用できる施設概要(写真は平成29年度支援人材発表時のもの)
 孫正義育英財団は2018年8月13日、2018年度(平成30年度)支援人材を決定したと発表した。支援人材の発表は今回が2期目。大塚嶺さん、大川翔さん、ボーク・スカイさん、渡邉明大さん、小松詩織さんなど計51人が選ばれた。「準財団生」として1年間の支援を受ける。

 孫正義育英財団は、高い志と異能を持つ若手人材を支援しようと、支援人材として応募時点で7歳から26歳(応募時点で25歳)の51人を決定した。

 支援人材には、支援人材同士の交流や研究・開発などの場として、東京都渋谷区、米国マサチューセッツ州ボストンおよびカリフォルニア州パル・アルトにある施設を提供するとともに、財団理事の孫正義氏など各分野の専門家や有識者による講演会のほか、ネットワーキングイベントなどを開催していく予定。認定機関は最大5年間。希望者には支援金を給付する。

 支援人材第2期に選ばれた「異能」の持ち主は、幼い頃からプログラミングコンテストで優秀な成績を収め、自らプログラミング言語も開発する小学生や、14歳で高校を卒業したのち複数の海外有名大学に奨学金付きで合格したギフテッドの大学生、高校生の時に国際物理オリンピックで3年連続金メダルを獲得し、日本人で初めて総合成績世界一となった大学生など、さまざまな分野で活躍する若手人材が名を連ねる。

 決定にあわせ、孫正義育英財団は第2期支援人材のうち大塚嶺さん大川翔さんボーク・スカイさん渡邉明大さん小松詩織さんら5名へのインタビューをWebサイトに掲載した。第2期を含めた支援人材の自己紹介は、随時Webサイトに掲載される見込み。

 2017年7月に全米の女子高校生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高生」で優勝したスカイ・ボークさんについては、「『全米最優秀女子高生』を育てた教育法 ―世界最高の子育て」(ダイヤモンド社)において、母親のボーク重子さんがさまざまなエピソードを紹介している。

 なお、孫正義育英財団は同日、2017年に「準財団生」として認定した「平成29年度支援人材(第1期)」について、審査通過者を「正財団生」として認定したことも明かしている。
《佐藤亜希》

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