北海道胆振東部地震により、札幌市や日高町などの一部の小中学校は2018年9月10日を臨時休校とする。札幌市立の学校320校のうち90校が臨時休校する。また、函館市や千歳市、北広島市、恵庭市などの学校は午前授業とする。 北海道胆振地方を震源とする地震が2018年9月6日午前3時8分に発生した。地震による影響で、北海道内では停電や断水、道路の陥没などが各地で発生している。 札幌市の市立学校や幼稚園は9月10日から再開するが、一部の学校・幼稚園は学校施設や通学路の安全確認の状況などを踏まえ、各学校長の判断により臨時休校とする。臨時休校となる学校は、幼稚園2園、小学校78校、中学校7校、中等教育学校1校、特別支援学校2校の計90校。なお、再開となる学校・幼稚園では、10日と11日は給食が提供できない。12日以降も未定。 札幌市立保育園では、9月10日以降は通常通り開園するが、今のところ十分な食材を調達できる見通しが立っていないことから、給食の提供が難しい状況だという。 9月10日の学校再開状況について、安平町ではすべての小学校・中学校・高校が臨時休校、日高町では2校が臨時休校、4校が午前授業。函館市や千歳市、北広島市、恵庭市などの学校は午前授業とする。