日大、アメフト部の問題受け「再発防止策」発表

 日本大学は2018年11月9日、アメリカンフットボール部の問題を受けた再発防止策を発表した。学長によるガバナンスが直接及ぶ大学本部の教育研究事務部門として「競技スポーツ部」を新設し、各競技部を所管する。

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日本大学競技部の改革について
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 日本大学は2018年11月9日、アメリカンフットボール部の問題を受けた再発防止策を発表した。学長によるガバナンスが直接及ぶ大学本部の教育研究事務部門として「競技スポーツ部」を新設し、各競技部を所管する。

 2018年5月6日に行われた関西学院大学アメリカンフットボール部と日本大学アメリカンフットボール部との定期戦において、日本大学の所属選手が危険な反則行為により関西学院大学の選手を負傷させた。その後の調査で、日本大学職員による反則行為の指示と元理事による口封じ行為が判明した。

 第三者委員会からは、アメリカンフットボール部では選手の主体性が考慮されることなく、指導者・選手間および指導者間のコミュニケーションが十分に行われなかったなどの問題が存在したこと、保健体育審議会が形骸化しており、保健体育審議会およびアメリカンフットボール部の指導体制に対するガバナンスが欠如していたことなどが問題の原因であると指摘があった。

 これらの問題を受け、日本大学は11月9日に再発防止策を発表した。大学の付属機関として位置づけられていた「保健体育審議会」と事務組織の「保健体育事務局」を廃止。学長によるガバナンスが直接及ぶ大学本部の教育研究事務部門として「競技スポーツ部」を新設し、各競技部を所管する。

 また、学生の人格形成や競技力向上を目指した競技部指導者の選考基準を明記することや、「競技スポーツ指導者マネジメント専門委員会」設置による監督およびコーチの選考方法の整備、大学の要職者の競技部部長・副部長・監督・コーチの兼務の禁止、「競技部選手会の設置」による選手の自主性の確保などを盛り込んだ。

 日本大学は「学生ファースト」の視点から、教職員の意識改革、学生の主体性を育む教育改革をさらに推進し、従前以上の教育内容の実現を図るとしている。
《工藤めぐみ》

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