東京都教育委員会は2019年1月29日、都民の教育行政についての意見・要望などを聴取し、事業運営の参考にするため、2019年度（平成31年度）東京都教育モニターを募集すると発表した。募集人員は100名。2月1日から2月28日午後5時までWebサイトの応募フォームにて受け付ける。 東京都教育モニターの応募資格は、「都内に居住する満15歳以上（2019年4月1日現在）」「教育モニターの業務を日本語でできる」「個人のメールアドレスを有し、パソコン・スマートフォンからWebサイトの閲覧および電子メールの送受信ができる」「教育に関心があり、教育モニターの職務を積極的に行うことができる」という要件をすべて満たす者。ただし、国会および地方議会議員、常勤の国家公務員および地方公務員、並びに2018年度に東京都教育モニターを経験した者は対象外。 おもな業務は、都立学校授業参観、小中学校道徳授業地区公開講座の参観、教育の日推進事業への参加、および報告書の提出。年3回程度のインターネットによるアンケートへの回答、教育に関する意見・要件の提出など。任期は、委嘱の日（2019年4月下旬予定）から2020年3月31日まで。授業参観などに要する交通費、使用する機器類に係る費用やインターネット接続に係る費用などはモニターの自己負担となる。 応募は、2月1日から2月28日午後5時まで東京都教育委員会Webサイトの応募専用フォームにて受け付ける。必要事項のほか、「教育について私が考えること」（200字程度）を記入のうえ提出。応募者の中から年齢・性別・職業などの構成を考慮して選考し、4月下旬を目処に選考結果を応募者全員にメールで通知する。採用されたモニターには、業務によって図書カード1,000円分などの謝礼が進呈される。
