兵庫県教育委員会は2019年2月20日、平成31年度（2019年度）兵庫県公立高等学校入学者選抜における多部制I期試験合格状況と推薦入学等合格状況を公表した。推薦入学（専門学科・コース・単位制・連携型入学者選抜）の合格者は7,548人。 平成31年度（2019年度）兵庫県公立高等学校入学者選抜では、推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜・多部制I期試験の適性検査・面接などを2月15日に実施した（一部の学校は2月16日も実施）。2月20日に合格発表が行われ、兵庫県教育委員会が合格状況を公表した。 推薦入学（専門学科・コース・単位制・連携型入学者選抜）は、募集定員7,740人に対して1万374人が志願し、1万361人が受検した。合格者は7,548人で倍率は1.37倍。 倍率上位の学科の合格状況をみると、専門学科は神戸（総合理学）が受検者99人に対して合格者40人で2.48倍、農業（動物科学）が受検者44人に対して合格者20人で2.20倍、兵庫工業（デザイン）が受検者42人に対して合格者20人で2.10倍、市立尼崎双星（ものづくり機械）が受検者42人に対して合格者20人で2.10倍、松陽（生活文化）が受検者40人に対して合格者20人で2.00倍。 コースは、国際文化系コースで神戸鈴蘭台が受検者57人に対して合格者40人で1.43倍、自然科学系コースで市立姫路が受検者79人に対して合格者40人で1.98倍、総合人間系コースで市立西宮東が受検者59人に対して合格者40人で1.48倍、健康福祉系コースで市立飾磨が受検者58人に対して合格者40人で1.45倍。単位制は、尼崎稲園（普通）が受検者299人に対して合格者140人で2.14倍、市立須磨翔風（総合）が受検者280人に対して合格者140人で2.00倍など。 推薦入学（専門学科）の合格状況はこのほか、兵庫（創造科学）が受検者74人に対して合格者40人で1.85倍、宝塚北（グローバルサイエンス）が受検者64人に対して合格者40人で1.60倍、加古川東（理数）が受検者77人に対して合格者40人で1.93倍、姫路西（国際理学）が受検者68人に対して合格者40人で1.70倍など。 特色選抜は58校58学科で実施され、募集定員1,710人に対して2,376人が受検した。合格者は1,653人で倍率1.44倍。倍率上位の学校の合格状況は、須磨東（普通）が受検者59人に対して合格者24人で2.46倍、姫路南（普通）が受検者67人に対して合格者30人で2.23倍、尼崎西（普通）が受検者74人に対して合格者36人で2.06倍、尼崎北（普通）が受検者79人に対して合格者40人で1.98倍、姫路別所（普通）が受検者47人に対して合格者24人で1.96倍。 このほか、長田（普通）が受検者67人に対して合格者40人で1.68倍、星陵（普通）が受検者47人に対して合格者40人で1.18倍、市立尼崎（普通）が受検者65人に対して合格者36人で1.81倍、市立西宮（普通）が受検者51人に対して合格者40人で1.28倍など。 単位制による課程（多部制）I期試験では、多部制4校で募集人員592人に対して688人が志願し、681人が受検した。合格者は474人で倍率は1.44倍。学校別の合格状況は、西宮香風（普通1部）が受検者99人に対して合格者48人で2.06倍、西宮香風（普通2部）が受検者87人に対して合格者48人で1.81倍、阪神崑陽（普通1部）が受検者84人に対して合格者48人で1.75倍などとなっている。 今後は、一般入試の出願を2019年2月22日～26日、志願変更を2月28日～3月4日に受付。3月12日に学力検査、3月13日に総合学科の実技検査を行い、3月19日に合格者を発表する。
