宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、高校生を対象とした「エアロスペーススクール2019」を開催する。開催地は大樹、角田、調布、名古屋、筑波、種子島の全国6か所で、2泊3日もしくは3泊4日で行われる。種子島のみ秋以降開催の予定。 「エアロスペーススクール2019」は宇宙航空や地球環境に対する青少年の意識を高め、「好奇心・冒険心・匠の心」を礎に、よりよい未来を築いていく人材の育成を目的として行われる。全国にあるJAXAの事業所を会場として、高校生がチームで協力して「宇宙ミッション」に取り組む宿泊プログラムとなっている。 会場となるJAXAの事業所にはそれぞれ特色があり、その特色を生かして6つのテーマを設定。興味のあるテーマや開催地を選んで応募できる。Webサイトの専用フォームに必要事項を記入。応募者多数の場合は応募動機400字程度の書類選考となる。応募期間は2019年4月24日から6月1日(24時必着)。◆「エアロスペーススクール 2019」開催概要【大樹】会場:大樹航空宇宙実験場、大樹町宇宙交流センターSORAほか開催日:2019年7月23日(火)~26日(金) 3泊4日定員:20名参加費:20,000円程度(宿泊費、食費、活動中の交通費、教材などの実費のみ) ※集合・解散場所から自宅までの交通費は、自己負担集合・解散場所:とかち帯広空港 1階到着ロビー ※集合:7月23日(火)14:00/解散:7月26日(金)14:00(予定)テーマ:宇宙科学実験【角田】会場:角田宇宙センター(宮城県角田市)開催日:2019年7月30日(火)~8月1日(木) 2泊3日定員:12名参加費:23,000円程度(宿泊費、食費、活動中の交通費、教材などの実費のみ) ※集合・解散場所から自宅までの交通費は、自己負担集合・解散場所:JR東北本線「船岡駅」 ※集合:7月30日(火)12:30/解散:8月1日(木)15:00(予定)テーマ:ロケットエンジン【調布】会場:調布航空宇宙センター(東京都調布市)開催日:2019年7月31日(火)~8月2日(金) 2泊3日定員:高校生20名参加費:30,000円程度(宿泊費、食費、活動中の交通費、教材などの実費のみ) ※集合・解散場所から自宅までの交通費は、自己負担集合・解散場所:吉祥寺第一ホテル ※集合:7月31日(水)11:00/解散:8月2日(金)16:00(予定)テーマ:航空技術研究【名古屋】会場:名古屋空港飛行研究拠点、三菱重工業・名古屋大学ほか(愛知県豊山町ほか)開催日:2019年8月6日(火)~9日(金) 3泊4日定員:24名参加費:38,000円程度(宿泊費・食費・活動中の交通費・教材などの実費のみ) ※集合・解散場所から自宅までの交通費は、自己負担集合・解散場所:名古屋市科学館 ※集合:8月6日(火)13:00/解散:8月9日(金)13:00(予定)テーマ:航空宇宙工学【筑波】会場:筑波宇宙センター(茨城県つくば市)開催日:2019年8月19日(月)~22日(木) 3泊4日定員:24名参加費:32,000円程度(宿泊費、食費、活動中の交通費、教材などの実費のみ) ※集合・解散場所から自宅までの交通費は、自己負担集合・解散場所:JAXA筑波宇宙センター ※集合:8月19日(月)12:30/解散:8月22日(木)15:00(予定)テーマ:宇宙環境利用【種子島】会場:種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)開催日:未定定員:未定テーマ:発射場開発◆応募要項申込期間:2019年4月24日~6月1日(24:00必着)申込方法:Webサイトより申し込む対象:応募締切日時点で、原則、日本国内の高等学校、中等教育学校後期課程(4~6学年)または高等専門学校(1~3学年)に在籍する生徒および学生応募資格:全日程に参加できること、日本語での受講が可能なこと、団体生活に適応できること ※参加者には、本プログラムへ参加後、学校や住んでいる地域において体験発表や報告会などを積極的に行うことを期待。その際は、JAXAより写真や映像の提供などが支援される。