都内高校の2020年度生徒受入れ、都立4万400人・私立2万7,500人

 東京都教育委員会は2019年9月4日、同日開催された公私連絡協議会における合意事項として、「高等学校就学計画 第5次中期計画」および「令和2年度高等学校就学計画」を公表した。計画進学率を95.0%とし、都立高校が4万400人、私立高校が2万7,500人の受入れを分担する。

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 東京都教育委員会は2019年9月4日、同日開催された公私連絡協議会における合意事項として、「高等学校就学計画 第5次中期計画」および「令和2年度高等学校就学計画」を公表した。計画進学率を95.0%とし、都立高校が4万400人、私立高校が2万7,500人の受入れを分担する。

 東京都の高等学校教育は、公私協調の精神に基づき、「公私連絡協議会」で協議を行ってきた歴史的な経緯を踏まえ、公立高校と私立高校が協力し推進してきた。東京都における高等学校就学対策については、公私連絡協議会が中長期的な視点に立ち、生徒減少期である2000年度から4度にわたって5か年の中期計画を策定。2020年度以降の5か年の生徒数は、一時的に減少するものの、その後は増加を続けることが見込まれていることから、引き続き継続的かつ安定的な就学計画を策定し、1人でも多くの生徒を高校教育で受け入れていく考えを示している。

 2020年度から2014年までの就学対策として策定された「第5次中期計画」では、これまで96.0%を基本としてきた進学率について、全日制等進学志望率の漸減傾向などを踏まえ、95.0%へと変更。そのうえで、生徒の進路選択の状況にさらなる変化が生じた場合は、進学率について必要に応じ協議する。

 2020年度の都内公立中学校の卒業予定者は、前年度比1,171人減の7万5,403人。計画進学率95.0%とすると、進学者数は7万1,700人と見込まれる。そのうち、国立や他県高校、高等専門学校への進学者を除いた都内公私立高校の受入分は6万7,900人。都立高校と私立高校の按分比は59.6:40.4として、都立高校が4万400人、私立高校が2万7,500人の生徒を受け入れる。

 なお、受入分担を確実に履行するため、「公私立高校は、募集人員に対して適切な合格者数を定め、過不足が生じないよう一層努力する」「都立高校は、定員管理を適正に行うよう努める」「私立高校は支部別の都内公立中学校卒業者受入計画に沿って募集し、その実績を高めるため協会内に特別の委員会を設置する」などを申し合わせた。

 また、課題となっている計画進学率と実績進学率の乖離などについては、公私間の連携をより一層強化し、さらなる工夫・努力により引き続き就学計画の達成を目指していくという。

 公私連絡協議会による「第5次中期計画」および「令和2年度(2020年度)高等学校就学計画」は、東京都教育委員会Webサイトに掲載。「第5次中期計画」に関連した公私の主張の要旨を記載した資料なども公開されている。
《黄金崎綾乃》

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