外資系企業の外国語の使用率は約9割、効果的な学習方法は?

 外資系企業従事者のビジネスでの外国語の使用率は約9割で、過半数が外国語を習得するために「現地留学」が1番効果的と回答していることが、アットワールドが2019年9月26日に発表した調査結果より明らかとなった。

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(左)現在ビジネスにおいて外国語は使っているか/(右)もっともよく使用する言語
  • (左)現在ビジネスにおいて外国語は使っているか/(右)もっともよく使用する言語
  • おもにどういったシーンで外国語を使用するか
  • (左)今後、ビジネスマンのスキルとして外国語の必要性は高まると思うか/(右)「はい」と答えた理由
  • (左)外国語を習得するためにどういった学習が1番効果的だと思うか/(右)「現地留学」と答えた理由
  • (左)留学や早期の異文化経験としていつまでに経験するべきだと思うか/(右)外国語を習得しているとどういったキャリアが広がるか
 外資系企業従事者のビジネスでの外国語の使用率は約9割で、過半数が外国語を習得するために「現地留学」が1番効果的と回答していることが、アットワールドが2019年9月26日に発表した調査結果より明らかとなった。

 「外国語の修得」に関するアンケート調査は、外資系企業従事者1,113人を対象に実施したもの。調査期間は9月18日から9月19日。

 現在ビジネスにおいて外国語を使っているか聞いたところ、85.9%が「はい」と回答。もっともよく使用する言語は、「英語」87.5%がほかを引き離してトップに。このほか、「中国語」3.0%、「韓国語」2.7%、「スペイン語」2.2%などが続いた。外国語のおもな使用シーンは、「日常的に」41.0%がもっとも多く、ついで「商談時」33.2%、「海外出張時」14.9%、「社内のみ」10.2%。

 今後、ビジネスマンのスキルとして外国語の必要性は高まると思うか聞いたところ、「はい」が93.4%。「はい」と答えた理由としては、「よりグローバルな事業展開が増えると思うから」「外国人就労者も増えてくるから」「世界標準語である英語はビジネスにおける絶対条件」「日本の中だけでビジネスが完結しなくなってきているから」などがあがった。

 外国語を習得するためにどういった学習が1番効果的だと思うか聞いたところ、「現地留学」56.9%が最多。ついで、「英会話教室」30.0%、「独学」7.6%、「学校の授業」3.9%。「現地留学」と答えた理由を聞いたところ、「実際に使ってみるのが一番活きる英語が身に付くから」「外国人就労者も増えてくるから」「生でネイティブな発音に触れて習得しやすい」「実際に使う機会がなければ上達しないから」などの意見があがった。

 留学や早期の異文化経験としていつまでに経験するべきだと思うか聞いたところ、「小学生」27.1%、「幼児期」19.8%、「中学生」18.4%、「高校生」18.0%。「大学生」14.3%。外国語を習得していると、どういったキャリアが広がるかという問いには、「世界中で活躍することができ、視野が広まる」「外資系企業、外国語講師」「どこの国でも対応できる重宝される人材になる」「世界的に活躍でき、自分の能力が引き出される」という回答があった。
《桑田あや》

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