幼小中混在校「軽井沢風越学園」認可決定…2020年4月開設

 軽井沢風越学園の設立と義務教育学校・幼稚園の設置が2019年10月30日、長野県知事により認可された。11月12日より入園・入学願書を受け付け、2020年4月に幼小中混在校が開設予定。

教育・受験 未就学児
軽井沢風越学園
  • 軽井沢風越学園
  • 浅間山を望む扇形の校舎
  • 1階の校舎図面
 軽井沢風越学園の設立と義務教育学校・幼稚園の設置が2019年10月30日、長野県知事により認可された。11月12日より入園・入学願書を受け付け、2020年4月に幼小中混在校が開設予定。

 軽井沢風越学園は、自己主導の学び・協同の学び・探究の学びを展開する幼小中混在校。2018年6月29日に長野県に設立・設置認可申請書を提出し、長野県私立学校審議会の審議を経て、2019年10月28日に2次審査が承認され、10月30日に長野県知事により認可された。

 所在地は、軽井沢町内にある軽井沢風越公園から東へ徒歩5分ほどにある2.2万坪の敷地(長野県北佐久郡軽井沢町発地1278-16)。敷地の約3分2は現在の自然環境を保全する。義務教育学校の校舎と幼稚園の園舎が一体となり、3歳から15歳の子どもたちが混ざって遊び、学ぶ体験を積み重ねていく。

 カリキュラムは、「土台の芽・探究の芽」「土台の学び」「探究の学び」を3つの軸とし、子どもが自分自身の学びをデザインする。学習計画だけでなく、宿題やテストも自分で計画し、何を学んだかを定期的に振り返って、仲間やスタッフと共有するという。

 定員について、幼稚園は各学年15名、義務教育学校は1年生から3年生が各25名、4年生から6年生が各20名、7年生が30名。対象は、幼稚園が2020年4月1日時点で3歳から5歳の子ども、義務教育学校が2020年度に小1から中1になる児童。出願は11月12日から16日までWebサイトで受け付ける。
《工藤めぐみ》

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