科学のレクチャーと音楽のコンサートを組み合わせた「科学と音楽の響宴」が2019年12月1日、茨城県つくば市のノバホールで開催される。対象は小学生以上で、入場は無料だが事前申込が必要。 「科学と音楽の響宴」は、地域の文化活動の一環として高エネルギー加速器研究機構とつくば市、つくば都市振興財団(現つくば文化振興財団)と共同で実施している。科学の専門家によるレクチャーと音楽コンサートを組み合わせることで右脳と左脳の両方を刺激し、バランスの取れた頭脳の能力向上に貢献したいという願いから企画された。 第一部のレクチャーでは、国立天文台の石黒正人名誉教授が、「見えないものが見えてきた!―アルマ望遠鏡の誕生とこれまでの成果―」と題して講演。アルマ望遠鏡はチリ北部の標高5000mに建設された人類最大の電波望遠鏡で、これまでどんな成果を出してきたかなどについて解説する。 第二部は、「トランペット進化論―黄金期と変遷の歴史―」と題したコンサートを行う。演奏は、トランペットが大阪教育大学の神代修教授、ピアノは作曲家でピアニストの徳永洋明氏。曲目は、ヘンデルの「水上の音楽より」(ナチュラル・トランペット)、コジェルフの「シンフォニア・コンチェルタンテ」(キー・トランペット)など。 定員は800人(全席自由席)で入場は無料。事前申込が必要で、Webサイトから申込みを受け付ける。受付期間は11月17日まで。公演当日は申込みの際の返信メールのプリントを持参すること。◆科学と音楽の響宴2019日時:2019年12月1日(日)14:00開演場所:ノバホール(つくば市吾妻1-10-1)対象:小学生以上定員:800人(全席自由席)入場料:無料申込方法: Webサイトから申し込む申込期限:2019年11月17日(日)