平成元年生まれの男性4人に1人…学生時代に起業を考えた

 求人情報サイト「バイトル」などをを運営するディップは、「学生時代の起業志向について」の調査を実施。平成元年生まれの男性4人1人が学生時代に起業を考えたことがあると回答した。

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学生時代に起業を「真剣」に考えたことがあるか
  • 学生時代に起業を「真剣」に考えたことがあるか
  • 学生時代に起業を検討した人の割合
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 求人情報サイト「バイトル」などを運営するディップは、「学生時代の起業志向について」の調査を実施。平成元年生まれの男性4人1人が学生時代に起業を考えたことがあると回答した。

 調査は、小学生から大学院生までの学生を対象に起業支援を行うプログラム「GAKUcelerator -ガクセラレーター」において、日本国内在住の28歳から59歳までの男女1万2,820人を対象に行った。

 「学生時代に起業を『真剣』に考えたことがあるか」という質問に対し、約14%が「考えたことがある」と回答。性別でみると、男性は約16%、女性は約9%と男性が多い結果となった。職業別に学生時代の企業検討をみると、1位が自営業で約30%、2位が企業経営者約28%、3位が公務員で約23%。

 また、学生時代に「起業を考えたことがある」と回答した人を生まれ年でみると、1960年代前半生まれの男性は10~14%だったが、1990年生まれ以降は20%以上に増加。中でも、1989年(平成元年)生まれの男性は年代別でもっとも多い約28%と4人に1人の割合となった。

 平成元年生まれは、就職活動期にFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグ氏を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」が公開されるなどロールモデルを抱きやすい年代だったのかもしれないと分析している。

 「GAKUcelerator」は、2019年5月から開始した起業支援を行うプログラム。審査に通過した優秀な学生起業家や起業を志す学生に対して、ディップの持つノウハウやネットワークを生かして、経営・業務支援など、出資支援、営業支援、就職支援を行っている。
《田中志実》

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