ヤフーが運営する子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」は、2019年に「Yahoo!きっず検索」上で検索されたキーワードのランキングを発表した。プログラミングに関連するワードが複数ランクインし、必修化を前にプログラミング教育への関心の高まりがうかがえた。 Yahoo!きっずによる検索ランキングでは、すべてのキーワードの検索数を対象とする「総合ランキング」のほか、ジャンル別ランキングとして「人物総合ランキング」「学習ランキング」「ゲームランキング」を発表。集計期間は、2019年1月1日から11月1日まで。 人物総合ランキングでは、点字の発明家として知られる「ルイ・ブライユ」が5年連続で1位となった。小学校の国語の教科書でルイ・ブライユについて調べることが調べ学習の課題の例にあげられていることなどから、検索数が伸びていると考察されるという。そのほか、2位に9人組の女性アイドルグループ「TWICE(トゥワイス)」、3位に安土桃山時代に活躍した戦国武将「織田信長」がランクインした。 学習ランキングでは、教科・学年別に楽しみながら学べる映像コンテンツがまとまっているサイト「NHK for School」が1位に。このほか、2位「プログラミン」、3位「13歳のハローワーク」、4位「Scratch」、5位「あしたね」がランクイン。ゲームランキングでは、プログラミング学習教材としても活用できる「マインクラフト」が1位になった。 Yahoo!きっず検索ランキング2019では、ランキングには入らなかったものの2019年になってよく検索されるようになった「急上昇ワード」も紹介。2019年にリリースしたアルバムがオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得した6人組の音楽ユニット「すとぷり」や、多角形や公倍数といった算数の学習だけでなく、コンピューターを使いこなすことの楽しさも体感できるプログラミング教材「プログル」が登場している。◆Yahoo!きっず検索ランキング2019<総合ランキング>1位:ゲーム2位:昔の道具3位:マインクラフト4位:ルイ・ブライユ5位:人のたんじょう6位:地球温暖化7位:NHK for School8位:月の表面9位:点字がある場所10位:台風<人物総合ランキング>1位:ルイ・ブライユ2位:TWICE3位:織田信長4位:HIKAKIN5位:BTS<学習ランキング>1位:NHK for School2位:プログラミン3位:13歳のハローワーク4位:Scratch5位:あしたね<ゲームランキング>1位:マインクラフト2位:ポケモン3位:スーパーマリオメーカー4位:スプラトゥーン5位:毛糸のカービィ