【大学受験】医学部合格に必要なものは…受験経験者を調査

 PMD医学部専門予備校を運営するアクトは、医学部受験経験者を対象に「医学部の受験」に関するアンケート調査を実施。受験の際に心掛けていたのはスケジュール管理のほか、ハイレベルな戦いを勝ち抜くためにメンタルコントロールも重視していたことがわかった。

教育・受験 高校生
医学部を受験したきっかけ
  • 医学部を受験したきっかけ
  • 家にいる時間で特に心がけていたこと
  • 家族との関係に変化はあったか
  • 医学部受験で合格したか
  • PMD医学部専門予備校
 PMD医学部専門予備校を運営するアクトは、医学部受験経験者を対象に「医学部の受験」に関するアンケート調査を実施。受験の際に心掛けていたのはスケジュール管理のほか、ハイレベルな戦いを勝ち抜くためにメンタルコントロールも重視していたことがわかった。

 調査は、医学部受験経験者1,054人を対象に2019年12月7日~10日、インターネットを利用して行われた。「医学部を受験したきっかけ」について聞くと、もっとも多かった回答は「人を救う仕事への興味があった」(43.6%)。ついで、「身近な人が医療関係者だったから」(27.7%)、「将来的に安定していると思ったから」(20.7%)、「医療ドラマや漫画に憧れて」(7.0%)となった。

 「医学部受験の際、家にいる時間で特に心がけていたこと」では、「勉強のスケジュール管理」(27.2%)がもっとも多かった。そのほか、「睡眠時間」(26.0%)、「メンタルコントロール」(21.6%)、「食生活」(13.9%)と続いた。医学部受験はハイレベルな戦いが予想され、途中で挫折しないようメンタルコントロールを行っていたという受験生も多かったようだ。

 「受験シーズンに入ってから、家族との関係に変化はあったか」という質問には、半数以上が「はい」と回答。良かった変化では、多くの家族は受験生の勉強がはかどるような環境を作っていたことがうかがえる。悪かった変化では、「勉強のストレスで親に当たることが増え、けんかが絶えなかった」という具体的な声もあった。

 最終質問の「医学部受験で合格したか?」には、7割弱が「はい」と回答。「合格した要因」として、「家族で一致団結して打ち勝った」「周りの大人たちのサポート」「周りの援助と自分の強い気持ち」などの意見があげられた。

 アクトが運営するWebサイト「PMD医学部専門予備校」では、医学部受験を目指す受験生や保護者へ向けて、認定心理士(日本心理学会)からのアドバイスを掲載。「受験が近づいている時期に、子どもに対してどんな言葉がけが良いか」など、家族の疑問に答えている。
《田中志実》

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