「たのしい授業」を目指す仮説実験授業研究会は2020年3月、兵庫県尼崎市で「たのしい授業フェスティバル&入門講座」、東京都北区で「東日本たのしい授業フェスティバル」を実施する。仮説実験授業を体験したい教育者向け。 仮説実験授業は、1963年に板倉聖宣氏が提唱した、科学上のもっとも基本的な概念や原理・原則を教えるということを意図した授業。教科書と作業ノートの役割を持つ「授業書」を用い、選択肢からの予想や討論、実験などを通して授業を進めていく。子どもたち(学習者)の「学ぶ楽しさ」をきわめて重視し、「たのしい授業」として仮説実験授業研究会が普及と研究を続けている。 「たのしい授業フェスティバル」は、仮説実験授業を実施してみたいと考えている人や、科学を楽しみたいという要望に応えるイベントで、3月27日・28日は尼崎市中小企業センター、3月30日・31日には北区の北とぴあで実施する。 尼崎では学年やテーマごとの仮説実験授業の授業書別講座や講演・ナイター講演、「誰でも、簡単に、すぐにできる」ものづくり体験を実施する。 北区では、学年ごとのガイダンスを設けて「たのしい授業のある教室」の具体的な姿を伝えるほか、現役で活躍する先生たちの実践に触れることで新学期に備えられる内容となる。また、地下展示ホールでは子どもたちがよろこぶ「ものづくり」と、「教材見本市」を開催する。 参加費は、尼崎市「たのしい授業フェスティバル&入門講座」は1日参加5,000円、2日参加9,000円・早割は1日参加4,000円、2日参加8,000円。北区「東日本たのしい授業フェスティバル」は1日参加6,000円、2日参加10,000円・早割は1日参加5,000円、2日参加9,000円。 参加申込み方法は各イベントのWebサイトで確認できる。また、これら入門講座やフェスティバルといった研究会の活動は、仮説実験授業研究会のWebサイトまたは仮説社の雑誌「たのしい授業」に掲載されている。◆たのしい授業フェスティバル&入門講座2020春日時:2020年3月27日(金)~28日(土)会場:尼崎市中小企業センター(兵庫県尼崎市)定員:500名参加費(予約参加):2日参加8,000円、1日参加4,000円参加費(当日参加):2日参加9,000円、1日参加5,000円◆2020年東日本たのしい授業フェスティバル日時:2020年3月30日(月)~31日(火)会場:北とぴあ(東京都北区)定員:450名参加費(予約参加):2日参加9,000円、1日参加5,000円参加費(当日参加):2日参加10,000円、1日参加6,000円申込締切:2020年3月21日(土)※郵便振替割引(早割)は2020年3月14日まで