国公立大学医学部<前期>入試の3年間の倍率推移…最高は9.8倍

 東大螢雪会の2019年度国公立大学医学部入試結果をもとに、2019年度入試で受験者数の多い人気校の倍率(受験者数/最終合格者数)の変遷を追う。

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2017~2019年度国公立大学医学部前期入試受験者数上位5大学の倍率推移(グラフ)
  • 2017~2019年度国公立大学医学部前期入試受験者数上位5大学の倍率推移(グラフ)
  • 2019年度国公立大学医学部前期入試 受験者数ランキングTOP20
  • 2017~2019年度国公立大学医学部前期入試受験者数上位5大学の倍率推移
 東大螢雪会の2019年度国公立大学医学部入試結果をもとに、2019年度入試で受験者数の多い人気校の倍率(受験者数/最終合格者数)の変遷を追う。

2019年度国公立大学医学部前期受験者数ランキングTOP20…人気大学の倍率は?



  2019年度の受験者数上位は、1位から広島大学、弘前大学、信州大学、鳥取大学、滋賀医科大学だった。

2019年度国公立大学医学部前期入試 受験者数ランキングTOP202019年度国公立大学医学部前期入試 受験者数ランキングTOP20


 この5校について、2017年から2019年までの3年分の倍率の推移は以下のとおり。

2017~2019年度国公立大学医学部前期入試受験者数上位5大学の倍率推移2017~2019年度国公立大学医学部前期入試受験者数上位5大学の倍率推移

 弘前大学、鳥取大学は3年前よりも倍率が上がり、弘前大学はほかの4校と比較しても2019年度は9.8倍と高くなっている。広島大学、滋賀医科大学は6倍前後で推移している。

 グラフで見ると以下のとおり。

2017~2019年度国公立大学医学部前期入試受験者数上位5大学の倍率推移2017~2019年度国公立大学医学部前期入試受験者数上位5大学の倍率推移

 弘前大学、信州大学は二段階選抜を実施したことで、前年度よりも高い倍率になっている。また、志望校を選ぶ際には前年度の倍率を参考にすることが多いが、前年度の倍率が高いと翌年には下がるという隔年現象が起こることもある。これらを踏まえて出願校を決めてほしい。
《編集部》

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