【高校受験2020】広島県公立高、選抜Iの確定出願倍率…市立基町(普通)2.64倍など

 広島県教育委員会は2020年1月23日、2020年度の広島県公立高等学校選抜(I)推薦入試などの志願状況を発表した。各校の倍率は、広島市立基町(普通)2.64倍、広島市立舟入(普通)2.18倍など。

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 広島県教育委員会は2020年1月23日、2020年度の広島県公立高等学校選抜(I)推薦入試などの志願状況を発表した。各校の倍率は、広島市立基町(普通)2.64倍、広島市立舟入(普通)2.18倍など。

 2020年度広島県公立高等学校入学者選抜の選抜(I)推薦入試、連携型中高一貫教育に関する選抜、併設型高等学校入学者選抜および併設型高等学校の帰国生徒などの特別入学に関する選抜は、入学願書等を2020年1月20日から受け付け、1月23日正午に締め切った。

 選抜(I)の志願者数は、全日制・定時制・フレキシブル課程あわせて6,131人で、前年度(2019年度)入学者選抜と比べて680人減少した。全日制本校の志願者数は、定員4,354人に対し5,997人が出願。志願倍率は1.38倍で、前年度より0.12ポイント減となった。学科ごとの倍率は、普通科が1.59倍、商業科が1.28倍、看護科が3.50倍、国際科が0.70倍、総合学科1.21倍など。

 全日制本校でもっとも志願倍率が高い学校は、広島皆実(衛生看護)の3.50倍で、志願者数がもっとも多い学校は、高陽東(総合学科)の191人。おもな学校の倍率を見ると、広島市立基町(普通)2.64倍、広島市立舟入(普通)2.18倍のほか、広島国泰寺(普通)2.00倍、安古市(普通)1.55倍、呉三津田(普通)1.95倍、尾道北(総合)0.97倍、福山誠之館(総合)1.84倍など。併設型高等学校入学者選抜を実施する広島(普通)は1.71倍となっている。

 なお、志願者数が定員に満たない学校は、全日制本校で29校43学科・コース。2019年度入学者選抜(26校42学科・コース)と比べて、3校1学科・コースの増加となった。

 選抜(I)の日程について、2020年2月4日に受検者全員に面接を行うほか、作文や小論文、実技検査など各学校で定めた方法を組み合わせて選抜を実施。選抜結果は2月7日に通知する。
《黄金崎綾乃》

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