【高校受験2020】京都府公立前期<数学>講評…例年通りの難度

 2020年2月17日(月)、令和2年度(2020年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、前期選抜が実施された。リセマムでは、京進の協力を得て、共通学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(共通学力検査3教科)についても、同様に掲載する。

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2020年度(令和2年度)京都府公立高等学校入学者選抜<数学>講評
  • 2020年度(令和2年度)京都府公立高等学校入学者選抜<数学>講評
 2020年2月17日(月)、令和2年度(2020年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、前期選抜が実施された。前期選抜の募集人員は5,226人。1万940人が志願し、出願倍率は2.09倍となった。リセマムでは、京進の協力を得て、共通学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(共通学力検査3教科)についても、同様に掲載する。

前期共通学力検査<数学>講評
(京進 提供)



大問1 小問集合 〔やや易〕
大問2 資料の整理 〔標準〕
大問3 平面図形 〔やや難〕
大問4 関数 〔標準〕
大問5 空間図形 〔やや難〕
大問6 規則性 〔標準〕

 全体的な難度は例年通り。大問1の小問集合は基本~標準レベルの出題が中心となっており、確実に得点できるようにしておきたい。例年独立した大問で問われていた確率が小問に移行している。大問2は中央値と相対度数に関する出題。用語の理解など、教科書内容を十分に把握しておく必要がある。大問3から大問6の最後の問いは難度が高い。大問3は(△DACの面積):(△ABCの面積)=DE:EB、大問4はCOとEBが平行であることを利用できるかがポイント。試験時間に対して問題数が多いので、処理スピードや時間配分に気を配る必要がある。

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 このレポートは2020年2月17日(月)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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