文部科学省は2020年2月25日、同日行われた2020年度（令和2年度）国公立大学入学者選抜（一般入試）の第2次試験前期日程個別学力検査について、1日目1時限目の受験状況を発表した。163大学の出席者数は21万1,280人、欠席率は6.8％だった。 国公立大学2次試験の前期日程が2月25日より行われている。国立81大学385学部の1日目の受験対象者数は17万4,660人、出席者数は16万3,763人、欠席者数は1万897人、受験対象者数に対する欠席者数の割合（欠席率）は6.2％で、前年度（2019年度）より0.6ポイント増加した。 公立82大学173学部の1日目の受験対象者数は5万2,047人、出席者数は4万7,517人、欠席者数は4,530人、欠席率は8.7％で、前年度と比べて1.1ポイント増加した。 大学別に見ると、東京大学は1日目の受験対象者数が8,644人、出席者数が8,551人、欠席者数が93人、欠席率が1.1％で、前年度より0.2ポイント増加。 京都大学は1日目の受験対象者数が7,280人、出席者数が7,126人、欠席者数が154人、欠席率が2.1％で、前年度より0.2ポイント増加した。 特に欠席率が高かったのは、新見公立大学21.0％、上越教育大学20.9％、東京都立大学19.7％、鳴門教育大学19.3％、愛媛県立医療技術大学19.1％、浜松医科大学17.1％、宮城大学16.7％、兵庫教育大学16.3％、徳島大学16.2％など。 前期日程の合格発表は、国立大学が3月6日より、公立大学は3月1日より行われる。
