【大学受験2020】慶應・理工学部で採点集計不備、補欠者81名が合格へ

 慶應義塾大学は2020年3月12日、理工学部一般入学試験における採点集計不備による追加合格について発表した。外国語(英語)の一部の点数が合計点数に反映されておらず、合格発表時の補欠者のうち81名が合格点数に達していたことがわかった。

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  • 2020年度慶應義塾大学理工学部 一般入学試験における採点集計不備による追加合格について
 慶應義塾大学は2020年3月12日、理工学部一般入学試験における採点集計不備による追加合格について発表した。外国語(英語)の一部の点数が合計点数に反映されておらず、合格発表時の補欠者のうち81名が合格点数に達していたことがわかった。

 2月12日に実施された理工学部の一般入学試験では、「理科(物理・化学)」「数学」「外国語(英語)」の3教科(4科目)を受験科目とし、「理科」はすべての受験者が「物理」と「化学」の両方を受験する。理工学部の志願者数8,230名のうち、受験者数は7,688名。2月22日の合格発表時には、2,363名が合格者、496名が補欠者とされた。

 今回不備が判明したのは「外国語(英語)」で、一部の小問の点数が合計点数に反映されていないというもの。反映されていなかった点数を加えて採点集計し、再度合否判定を行ったところ、2月22日の合格発表における補欠者のうち81名が合格点数に達していたという。

 該当者については、連絡を行うとともに合格通知を送付する。なお、合格発表時の不合格者で、今回の再集計により合格点数に達した受験者はいなかった。慶應義塾大学は今回の対応について、慎重に検討をした結果と説明。このようなことを今後起こさぬよう、管理体制の強化に取り組むとしている。
《黄金崎綾乃》

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