主婦の友インフォス「ヒーロー文庫」編集部は、外出自粛要請により行動制限を受ける子どもたちや保護者に向けて、人気ライトノベル作家が書き下ろした短編物語を無料公開する応援企画「こどもノベル・プロジェクト」を立ち上げた。ヒーロー文庫のWebサイトで公開している。 「こどもノベル・プロジェクト」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛要請により、「行動制限を受ける子どもたちが居場所を求めている」「影響が長期化する中でストレスも増している」「保護者も、子どもが安心して楽しめるコンテンツを求めている」という声が多く聞かれたことから、ヒーロー文庫で作品を出している作家たちに「お子さん向けの作品を書いてくれませんか?」とお願いしたことが始まり。すぐに多くの作家たちから賛同の声があがり、1週間もしないうちに20編の作品が寄せられた。 作品によるが、おもに3歳から12歳が対象。子どもたち自身が読むだけでなく、保護者が子どもに読み聞かせるのにも適した作品ばかりだという。テレビアニメも大好評の「異世界食堂」の原作者である犬塚惇平先生は、とある島の不思議な神様のお話「しまからの手紙」を執筆。ライトノベル作家が「子どもたちの笑顔のために」書いた20編の作品が掲載されている。
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