新型コロナウイル感染症の流行により、人々が自宅で過ごす時間が長くなっていることから、日産自動車は日産車のぬり絵を配信している。日産のデザイナーによるインストラクション付きの「特製ぬりえキット」も用意されている。いずれも無料だ。キットでは、日産のデザイナーがリアルな感じにぬり絵を塗るテクニックを伝授する。プロのデザイナーが心がけるのは「リフレクションレンダリング」だ。周囲の風景の色をボディに映しこませて描くという。3~4色のマーカーで車が立体的に見えるようになる。キットの表紙にある「わくわくスタジオ」というのは日産自動車のCSR活動のひとつで、小学生向けのリアルイベントだ。ここで使われている教材をサイトにアップしたようだ。日産のデザイナーによると「かなり本格的な内容になっていますので、大人の方でも十分楽しめます。ワークショップをすると、親御さんの方が夢中になる人気コンテンツ」だという。プロのインストラクション付き特製ぬりえキットは『ビジョンGT』、『GT-R』、『IMk』、『リーフ』、『エクストレイル』、『スカイライン(R32)』の6車種。日産自動車サイトのグローバルトップページから>デザイン>スケッチブックのページへ行き、下の車種メニューをスクロールすると出てくる。日産自動車のグローバルデザインチームは「すべては1本の線から始まる」というメッセージとともに、アート仲間をつなげるソーシャルキャンペーン「#drawdrawdraw」を展開しており、ぬり絵もその一環。