北海道大学は2020年5月20日、「令和3年度（2021年度）総合型選抜案内」をWebサイトに掲載した。デジタルパンフレットになっており、総合型選抜を実施する各学部の特徴や実施日程などを紹介している。 令和3年度から、AO入試が「総合型選抜」と名称を変更する。受験生の能力や資質を多面的に評価する入試制度で、学力を含めた多様な個性・能力・資質・適性・目的意識や意欲を、提出書類、課題論文および面接などで総合的に評価する。 「令和3年度 総合型選抜案内」では、北海道大学の総合型選抜はどのような入試なのかを紹介。総合型選抜を実施する学部は、理学部地球惑星科学科、医学部医学科、医学部保健学科看護学専攻、医学部保健学科作業療法学専攻、歯学部、工学部応用理工系学科（応用マテリアル工学コース）、工学部環境社会工学科（社会基盤学コース）、水産学部。 実施日程によると、インターネット出願登録期間は、10月2日午前10時～10月8日午後5時まで。第1次選考結果通知は11月6日、第2次選考日は11月22日。大学入学共通テストは2021年1月16日・17日。令和3年度入試は、すべての募集単位において、「大学入学共通テスト」を課している。合格発表は2月10日午後4時を予定している。 案内では、各学部の募集人員、求める学生像、出願資格・要件などのほか、過去の志願者数・合格者数、AO入試合格者出身校一覧も掲載している。 また、令和4年度（2022年度）の入学者選抜から、将来大学や社会での新しい価値の創造を目指し、新しい時代を生き抜く素養、北海道大学で学びたいという強い意志を持つ学生を獲得することを目的として、総合型選抜は「フロンティア入試」として実施。 「フロンティア入試」は、出願書類や選抜方法の違いにより「TypeI」「TypeII」に区分して実施する。「TypeI」は、出願書類（調査書、個人評価書、自己推薦書、諸活動の記録等）により第1次選考を行う。「TypeII」は、従来のものより作成負担を軽減した出願書類により第1次選考を行う。募集単位別の募集人員や選抜方法などの詳細は、Webサイトに掲載している。
