【大学受験】代ゼミ入試情報、京大志願者が減少傾向

 代々木ゼミナールは入試情報のWebサイトで、京都大学と北海道大学の「一般入試 志願概況」を公表した。2020年度の一般入試の志願状況から、過去年と比較し分析。京都大学は、この7年間で志願者数の減少傾向が続いていることから要因を探っている。

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 代々木ゼミナールは入試情報のWebサイトで、京都大学と北海道大学の「一般入試 志願概況」を公表した。2020年度の一般入試の志願状況から、過去年と比較し分析。京都大学は、この7年間で志願者数の減少傾向が続いていることから要因を探っている。

 代々木ゼミナールは、旧帝国大学と東京工業大学、一橋大学、新潟大学の国公立大学10大学と、早稲田大学と慶應義塾大学の私立大学2大学の主要大学入試データを公開。国立大学では、志願者数、第1段階選抜の合格最低点、現浪別割合、男女別割合、出身地別割合、推薦入試の出願状況などを、数字とともに分析している。

 京都大学の2020年度前期志願者数は7,347人で、前年と比較して164人の減少(指数98%)となった。2013年度に8,460人の志願者を集めて以降、減少傾向が続いているが、この7年間で1,000人を超える志願者が減ったことになる。第1段階選抜による不合格者数(無資格者を含む)は67人で、前年より18人の減少した。センター試験の平均点低下をうけて、文系・理系受験生とも慎重な出願を考えたことに加え、不透明感の漂う2021年度の入試改革を前に2020年度で受験を終わらせたいという意識が働いたことが、志願者減少の要因と思われると分析。

 文系学部では、教育学部が2割以上減少し、志願者数は160人まで落ち込んだ。これは、後期日程を廃止し前期日程のみに移行した2007年度入試以降最低の数値となっている。増えた学部でも、法学部で19人増(指数102%)、経済学部で14人増(102%)と微増となっている。理系学部も低調で、工学部は全体で70人増(103%)だったが、増加分の大半は情報学科が占めていてその人気の高さを示した。

 北海道大学は、2020年度の志願者数は前・後期合計で9,752人となり、2年前の水準に戻った。全体の志願倍率は前期で2.8倍、後期で8.7倍。少子化の流れにあり、特に地方では受験生不足に苦しむ大学が多い中、北海道大学は全国的な知名度と人気を維持しているといえる。なお、2020年度後期日程の個別学力検査等は中止となった。そのため、新たに決定した配点に基づくセンター試験の成績により総合点の算出をしている。

 代々木ゼミナールのWebサイトでは、主要大学入試データのほか、国公立大学入試情報、私立・準大学入試情報、大学一覧、大学受験の基礎知識を随時更新している。
《田中志実》

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