【大学受験】学習参考書協会「大学入学共通テスト」基礎知識を公開

 学習参考書協会は2020年6月1日、同協会のWebサイトで「『大学入学共通テスト』の基礎知識」を更新。受験生や保護者向けに、共通テストとはどんな試験なのか、センター試験とどう違うのか、注意すべき点など、知っておきたい事項をまとめている。

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「『大学入学共通テスト』の基礎知識」
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 学習参考書協会は2020年6月1日、同協会のWebサイトで「『大学入学共通テスト』の基礎知識」を更新。受験生や保護者向けに、共通テストとはどんな試験なのか、センター試験とどう違うのか、注意すべき点など、知っておきたい事項をまとめている。

 学習参考書協会は、1946年設立。出版社23社が加盟し、「学習参考書総目録」の発行や書店向けの研修会を開催してる。2021年1月に実施される大学入試共通テストはこれまでのセンター試験に代わって実施されるが、 当初予定されていた記述式の導入や民間試験活用のための「英語成績提供システム」の導入が相次いで見送られ、全体像が把握しづらいことから、基礎知識を知ってもらうためにWebサイトで紹介している。

 「大学入学共通テスト」は、大学への入学志願者を対象に、高校における基礎的な学習の達成度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握することを目的とする試験。一般選抜で国公立大学を目指す場合は原則的に、1次試験として共通テストを受験し、2次試験として大学の個別試験を受験することになる。センター試験は毎年の志願者が50万人を超え、私立大学も9割近くが利用する大学入試最大の試験。共通テストはそれを受け継ぐもの。

 共通テストの問題作成方針では、「思考力、判断力、表現力を発揮して解くことが求められる問題を重視する」としている。共通テストの導入に先立って行われた試行調査でも、思考力・判断力・表現力を問うような出題が見られた。共通テストの英語では、従来の「筆記」が「リーディング」に改称され、「読むこと」に特化した内容になる。また、センター試験では「筆記200点・リスニング50点」の「4:1」だった配点が、英語4技能をバランスよく育成するという観点から、「リーディング100点・リスニング100点」の「1:1」の配点になる。

 共通テストでは、6教科30科目の中から最大で6教科9科目を選択して受験する。どの科目を課すかは大学・学部・日程などによって異なるため、受験生は志望大学の入試に必要な科目を選択して受験することになる。受験科目が足りないと出願できなくなるので、第一志望に限らず、出願する可能性のある大学の入試に必要な教科・科目は早めに調べるようアドバイスしている。

 2021年度の共通テストは、1月16日・17日に実施される予定。Webサイトでは、共通テストのスケジュールのほか、共通テストのQ&Aなどを掲載。新型コロナウイルスの影響が入試におよぶことも懸念されているが、確かな情報を届けるために、引き続きアップデートしていくという。
《田中志実》

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