【大学入学共通テスト2021】受験上の配慮について公表

 大学入試センターは2020年7月6日、2021年度(令和3年度)大学入学共通テストにおける受験上の配慮について公表した。おもな変更点は、視覚障害に関する配慮事項の対象者など。申請に必要な申請書類などは、7月中に公表予定の「受験上の配慮案内」から入手できる。

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受験上の配慮のおもな変更点(「視覚に関する配慮事項」における「対象となる者」を変更)
  • 受験上の配慮のおもな変更点(「視覚に関する配慮事項」における「対象となる者」を変更)
  • 受験上の配慮のおもな変更点(1.5倍の試験時間延長の申請方法をわかりやすく記載)
  • 受験上の配慮申請に関する今後のスケジュール(予定)
  • 受験上の配慮についての事前相談と問合せ先
 大学入試センターは2020年7月6日、2021年度(令和3年度)大学入学共通テストにおける受験上の配慮について公表した。おもな変更点は、視覚障害に関する配慮事項の対象者など。申請に必要な申請書類などは、7月中に公表予定の「受験上の配慮案内」から入手できる。

 2021年度大学入学共通テストについては、6月30日に実施要項を発表。実施期日や時間割、得点調整などを掲載している。

 受験上の配慮は、病気・負傷や障害などのため、受験に際して配慮を希望する志願者に対し、個々の症状や状態などに応じ、申請に基づく審査のうえ、配慮を行うもの。受験上の配慮を希望する場合は、7月中に公表する「受験上の配慮案内」で配慮事項や申請方法を確認のうえ、定められた期間内に申請する。

 2020年度(令和2年度)大学入試センター試験からのおもな変更点は、「視覚障害に関する配慮事項における対象者の変更」「1.5倍の試験時間延長の申請方法をわかりやすく記載」の2点となる。

 「視覚障害に関する配慮事項」における1.3倍の試験時間延長の対象者については、「両眼の矯正視力がおおむね0.3未満の者のうち、拡大鏡等の使用によっても通常の文字、図形等の視覚による認識が不可能または著しく困難な程度の者」「視力以外の視機能障害が高度の者のうち、拡大鏡等の使用によっても通常の文字、図形等の視覚による認識が不可能または著しく困難な程度の者」に変更。これに伴い、診断書(視覚障害関係)の様式も一部変更となる。

 志願者ひとりひとりのニーズに応じたきめ細かな配慮が行えるよう、1.5倍の試験時間延長の申請方法を「受験上の配慮案内」にわかりやすく記載。視覚障害、肢体不自由、発達障害などにより1.3倍の延長では試験時間の不足が見込まれるため、1.5倍の試験時間延長が必要な場合には、「受験上の配慮申請書」「診断書」「状況報告書」に加え、1.5倍の試験時間延長の必要性がわかる「具体的な理由」や「これまでの取組み」などを示した資料を提出する。資料は、任意の様式で学校長または専門家が作成したもの。なお、点字解答、代筆解答(数学のみ)の試験時間延長1.5倍については、学校長または専門家が作成した資料は不要。

 大学入試センターでは、大学入学共通テストの受験上の配慮に関する事前相談を随時受け付けている。受験上の配慮についての疑問点や不明点などは、出願前申請期間や出願受付期間にかかわらず、できるだけ早めに大学入試センター事業第1課に問い合わせてほしいとしている。電話での問合せが難しい人向けの専用FAXもある。

 2021年度大学入学共通テストは、2020年9月28日から10月8日に出願を受け付ける。実施期日は、第1日程「2021年1月16日・17日」のほか、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを在学する学校長に認められた者および第1日程の追試験を受験する者を対象に第2日程「1月30日・31日」を設定。第2日程の追試験として、特例追試験を2月13日・14日に実施する。

 試験実施後の得点調整の有無は、第1日程が1月22日、第2日程が2月4日に発表予定。平均点・最高点・最低点・標準偏差などの中間発表は、第1日程が1月20日、第2日程が2月3日、最終発表は2月18日に発表予定。
《奥山直美》

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