自由研究が1日で完成できる「二酸化炭素を調べよう」発売

 学研プラスは2020年6月18日、「自由研究おたすけキットシリーズ」の新刊で「二酸化炭素」が簡単に検出できるキット「二酸化炭素を調べよう」を発売した。価格は本体1,200円(税別)。

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 学研プラスは2020年6月18日、「自由研究おたすけキットシリーズ」の新刊で「二酸化炭素」が簡単に検出できるキット「二酸化炭素を調べよう」を発売した。価格は本体1,200円(税別)。

 「自由研究おたすけキットシリーズ」とは実験器具や材料、ガイドブックがついた科学実験キット。買ってすぐに実験がはじめられ、付属の「まとめ方の実例レポート」を見ながら、ほぼ1日で自由研究を完成させることができる。

 実験テーマは全12種類で2020年6月18日新たに発売したのは、地球温暖化の原因物質のひとつ、「二酸化炭素」が簡単に検出できるキット「二酸化炭素を調べよう」だ。

 キットに付属の「二酸化炭素検出薬」は、空気中の二酸化炭素と反応すると色が消える薬品で、試験紙を調べたいものに近づけるだけで簡単に二酸化炭素の有無が確認でき、また、二酸化炭素の量が多いほど色は早く消えるため、いろいろな場所の二酸化炭素量を比べることができる。

 キットでできる実験として、炭酸飲料や発泡入浴剤、ドライアイスなど、身の回りのものから二酸化炭素を発生させるものを探し出すことができる。悪いイメージを持たれがちの二酸化炭素だが、生活を便利にするために広く利用されている気体であることも知ることができる。

 そのほか、居間や台所、車の多い道路沿いなど、いろいろな場所の空気を調べることで、化石燃料を燃やすと二酸化炭素が発生することがわかり、人がたくさん集まる、いわゆる「三密」空間も二酸化炭素濃度が高く、生命活動によっても二酸化炭素が発生することが確認できる。

 さらに、日中、光合成によって植物が二酸化炭素を吸収することが確かめられ、二酸化炭素を減らすには植物の存在が重要であることが学べる。

 ガイドブックはオールカラーの16ページで、実験のやり方のほかに、地球温暖化の仕組みとその原因、気候変動がもたらす深刻な影響などについて図入りでわかりやすく解説している。

 「二酸化炭素を調べよう」はAmazon・楽天ブックス・セブンネット・ショップ学研+から購入できる。

◆二酸化炭素を調べよう
価格:本体1,200円(税別)
発売日:2020年6月18日(木)
判型:197×117ミリ/ブック16ページ
購入方法:Amazon・楽天ブックス・セブンネット・ショップ学研+から購入
《鈴木あさり》

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