「JAXAシンポジウム2020」が2020年11月21日、オンラインで開催される。日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げから50周年となる今回は、「宇宙開発 今昔物語」と題し、日本の宇宙開発の「これまで」と「これから」を2部構成で報告する。 2020年度のJAXAシンポジウムは、新型コロナ感染症の拡大防止のためオンラインで開催。「宇宙開発 今昔物語」と題し、これまでの日本の宇宙開発の歴史を振り返るとともに、現在・未来の宇宙開発に関するJAXAの事業活動について報告する。従来型の講演などの映像配信だけでなく、視聴者とtwitterを介したリアルタイムかつ双方向でコミュニケーションを取るクイズ企画や、「はやぶさ2」の最新状況について相模原キャンパスのプロジェクト関係者からの報告など、オンラインならではのプログラムおよび演出を予定している。 また、サイドイベントとして、特設サイト内にてバーチャル空間に新しくできたシンポジウム会場を公開中。ホール内を自由に歩き回ってさまざまな展示を楽しめる。声優の神谷浩史の音声ガイダンスにより案内する「筑波宇宙センターバーチャルツアー」、2020年までの歴史が一目でわかる「日本の宇宙開発50年史年表」、「はやぶさ2」のタッチダウンの瞬間がスマートフォンで見られる「『はやぶさ2』ARシュミレーター」（11月21日リリース）、JAXA YouTubeチャンネルでこれまでに公開してきた中からピックアップしたおすすめの映像などを集めた「映像アーカイブ集」などのコンテンツを用意している。 さらに、はやぶさ2が帰還する12月6日に合わせ、リアルタイムに進行する謎解き物語体験を11月13日より開催。スマートフォンを使って、LINEでの登場人物たちとの会話を中心にSNSやブログ、ARツールなどのさまざまなサービスにアクセスしながら、オンライン上に散らばった情報の断片をたどり、壮大な物語の謎を紐解いていく。参加希望者は、LINEで「三ツ星高校天文部LINEグループ」を友だち追加して物語の開始を待つこと。利用料は無料。◆JAXAシンポジウム2020＠オンライン日時：2020年11月21日（土）18:00～20:40形式：JAXAシンポジウム特設サイトにてYouTubeにより配信
