5000系は1970年12月、ラッシュ時に対応した5扉車として運用を開始。ラッシュ時以外は2扉を締め切った3扉で運用し、その間は扉上部に昇降式の座席を格納するという、国内の鉄道車両ではユニークなギミックを持つ存在として知られている。
通常、座席を昇降させるシーンを見ることはできないが、今回は中之島駅(大阪市北区)3番線ホームに車両が展示され、その間に昇降実演をホームまたは車両内から見ることができる。
展示時間は12時30分から15時までで、昇降実演は12時30分~、13時~、13時30分~、14時~の4回に分け、各回2回程度が行なわれる。
展示終了後は、中之島15時2分発の臨時区間急行萱島行きで、日中にはない5扉をフルに使った運行が行なわれる。
なお、車内から実演を見る場合は、京阪カードの通販サイト「e-kenetマーケット」での申込みが必要。12月9日9時から12月13日23時59分まで受け付け、各回40人を募集。参加費用は1000円。
このほか、50周年記念として、2021年1月24日まで5000系全編成に記念のヘッドマークを掲出。12月20日11~15時に中之島駅改札外コンコースでオリジナルグッズ販売会、12月20日~2021年1月24日(各日10~17時)にはスタンプラリーもそれぞれ開催される。
