千葉県私立小の初年度納付金、平均額は前年度比0.8%増

 千葉県は2020年12月23日、令和3年度(2021年度)千葉県私立学校初年度納付金について発表。高等学校(全日制)は平均74万7,805円、中学校は平均82万2,369円、小学校は平均89万7,600円だった。

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令和3年度千葉県私立小学校初年度納付金
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  • 令和3年度千葉県私立中学校等初年度納付金
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 千葉県は2020年12月23日、令和3年度(2021年度)千葉県私立学校初年度納付金について発表。高等学校(全日制)は平均74万7,805円、中学校は平均82万2,369円、小学校は平均89万7,600円だった。

 初年度納付金は、入学金、授業料、施設関係費など、入学初年度に納付する費用の総額。学校によっては別途、給食費やスクールバス代、諸会費などの納入が必要になる場合がある。

 千葉県は、令和3年度(2021年度)千葉県私立学校初年度納付金について調査。私立高校54校(全日制65学科)の状況をみると、2021年度の初年度納付金の平均額は74万7,805円。前年度(2020年度)と比較すると、2,965円、0.4%の増加となった。54校のうち、値上げ校は9校、値下げ校は1校、据置き校は44校。値上げのおもな理由は、人件費の増加、施設・設備の充実など。普通科で初年度納付金がもっとも高いのは渋谷教育学園幕張の91万4,000円、もっとも低いのは千葉県安房西の43万8,000円だった。

 私立中学校24校については、2021年度の初年度納付金の平均額は82万2,369円。前年度と比較すると、868円、0.1%の減少となった。24校のうち、値上げ校は3校、値下げ校は1校、据置き校は19校、新設1校。値上げのおもな理由は、施設・設備の充実、財務状況の安定化など。学校別の初年度納付金では、渋谷教育学園幕張の98万円がもっとも高く、成田高等学校付属の62万8,000円がもっとも低かった。

 私立小学校10校については、2021年度の初年度納付金の平均額は89万7,600円。前年度と比較すると、7,200円、0.8%の増加。10校のうち、値上げ校は1校、据置き校は9校。値上げのおもな理由は、人件費の増加、施設・設備の充実。学校別の初年度納付金では、幕張インターナショナルスクールの210万円がもっとも高く、三育学院大学付属光風台三育の46万6,000円がもっとも低かった。

 2021年度千葉県私立学校初年度生徒納付金学校別一覧は、千葉県のWebサイトで高校・中学校・小学校別に公開している。各校の入学金や授業料、施設関係費、受験料、合計額などを一覧にまとめている。
《桑田あや》

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