東京都内私立幼稚園の初年度納付金、最高は青学160万5千円

 東京都は2020年12月23日、東京都内所在の私立幼稚園「2021年度(令和3年度)入園児納付金」について調査結果を公表した。4歳児を基準とする初年度納付金の平均額は、前年度比8,041円増の52万1,016円。最高額は青山学院の160万5,000円、最低額は羽村善隣の33万円。

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初年度納付金(合計額)の平均額
  • 初年度納付金(合計額)の平均額
  • 初年度納付金(合計額)の前年度からの変更状況
  • 初年度納付金額(費目別)の高い幼稚園
  • 初年度納付金額(費目別)の低い幼稚園
 東京都は2020年12月23日、東京都内所在の私立幼稚園「2021年度(令和3年度)入園児納付金」について調査結果を公表した。4歳児を基準とする初年度納付金の平均額は、前年度比8,041円増の52万1,016円。最高額は青山学院の160万5,000円、最低額は羽村善隣の33万円。

 納付金調査は、2021年度の初年度納付金(4歳児を基準とする保育料、入園料、施設費、そのほか毎年度納付する金額)を調べたもの。対象は、都内私立幼稚園593園。園児募集を停止する園、施設型給付を受給する予定の園、そのほか休園中の園などは除いている。

 2021年度の初年度納付金は、平均52万1,016円。前年度(2020年度)の51万2,975円と比べて8,041円(1.6%)増加した。初年度納付金の内訳は、保育料36万6,639円(月額は3万553円、前年度比2.0%増)、入園料10万7,668円(前年度比0.6%増)、施設費1万5,815円(同1.5%減)、そのほか3万894円(同1.0%増)。また、初年度納付金には含まれないが、検定料の平均額は5,322円(同1.8%増)であった。

 初年度納付金(合計額)の前年度からの変更状況は、値上げが157園(構成比26.5%)、値下げが13園(同2.2%)、据置きが423園(同71.3%)。

 初年度納付金額は、青山学院が160万5,000円ともっとも高く、淡島の139万円、学習院の134万5,000円、成城の129万円、東洋英和の128万円などが続いた。一方、羽村善隣の33万円がもっとも低かった。
《奥山直美》

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